美術館結婚式が人気!開催できる美術館と開催の注意点を紹介

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美術館で結婚式が出来る!

美術館には、感性を刺激される絵画が並びます。その他にも有名な画家やアーティストがで手がけた写真、また職人が繊細に仕上げる彫刻など、様々な芸術品が並びます。

絵画がお好きな方だけでなく、新しい刺激を受ける目的で来館する方もいるのではないでしょうか。

そんな芸術品が並ぶ美術館でも、実は結婚式が叶うんです!

今回は美術館ウエディングの魅力や開催の注意点、実際に結婚式の開催が叶う全国の美術館をまとめてご紹介していきます。

これから結婚式の会場探しを開始されるかたの参考になれば嬉しいです。

美術館で叶える結婚式

ウェディング | 徳島県鳴門市 リゾートホテル | ホテルリッジ | 公式サイト

足を踏み入れると、アートな世界が広がっている美術館。この美術館でも結婚式の開催が叶います。

さらに美術館は、各館で違った雰囲気が楽しめる場所。歴史を飛び越え、タイムスリップできるような美術館や、自然と芸術が融和した世界を楽しめる美術館、現代アートのポップな世界が広がっている美術館等々、持ち味が違うところもこだわりを詰め込めるポイントになります。

そんな美術館でも結婚式の実現が可能!専門施設ではないものの、ステンドグラスを背景にできたり、会場にバージロードを再現したりなど、開催できるテイストは美術館によりさまざま。

挙式スタイルは、ゲストに結婚を承認して頂く「人前式」が多い様子。絵本の美術館では誓いの言葉ならぬ「近いの絵本」を用意するなど、美術館ならではの演出を取り入れる事も叶います。

美術館ウエディングはいつ開催できる?

美術館ウエディングの開催は、各美術館により異なる様子。中には、レストランを併設しているため披露宴の開催も可能な美術館もあり、専門のウエディング担当者がいる場合もあります。こういった美術館であれば、土日の開催も叶うことでしょう。

しかし、基本的には結婚式を受け入れていない美術館も少なくありません。この場合は、結婚式をプロデュースしてくれる会社やフリープランナーへの依頼が必須。結婚式としての利用も、閉館日に限定されることも考えられます。

開催日にこだわりがある場合は、美術館へ問い合わせ、実施できるかどうか確認しましょう!

★Masak的美術館ウェディング、ココが魅力★

では早速、元プランナーであるMasakが考える、美術館ウエディングの魅力についてご紹介していきます。

1)自分たちの好きな世界感を楽しめる

アートな作品や芸術的な建造物が好きで美術館をよく利用しているなら、自分たちの「好きな世界感」を思う存分楽しめることが美術館ウエディングの魅力。思い出のデート先を選んだり、好きなアーティストの作品に囲まれている空間は、他では味わえない最高の会場になります。

2)他のカップルとの違いを演出できる

多くの方は、結婚式場やホテルなどを結婚式の開催場所にチョイスされます。そのため、美術館ウエディングは、他の方との違いをぐっと演出できる場所だといえます。個性的な結婚式を望む場合や、人と違う雰囲気を演出したい場合にも美術館ウエディングはオススメです♪

3)ゲストに驚きをプレゼントできる

結婚式の会場が美術館だとは、ゲストは想像されていないことでしょう。招待状で会場をお知らせしたとき「美術館で結婚式上げるの!??」と驚きをプレゼントする事が叶います。

同時に「どんな結婚式なのかな?」とワクワクした気持ちも届けることができ、結婚式への期待度UPも十分に期待できますね!

4)天候に左右されない

大切な作品を雨風から守る目的もある美術館は、冷暖房完備の屋内施設です。結婚式を館内で実施する場合はもちろん、天候の影響を受ける心配は無用!そのため、結婚式当日が「雨だったらどうしよう…」という不安からは解放されるのです!館内の室温は適温にコントロールされているため、真夏の暑い日も極寒の真冬であっても、開催への不安が少ない事がうれしいですね。

5)結婚式後も、いつでも訪問できる!

結婚式場は、結婚式の利用でしか訪れない事が主ですが、美術館は違います。開館日であれば、行きたいと思ったその日に訪問することが可能。その度に結婚式を思い出し、幸せな当日にタイムスリップできるのです!

ケンカしてしまった日や結婚記念日など、当日を思い出したくなったらいつでも足を運べることは大きな魅力だといえますね。

人気のオリジナルウェディング

動物園 ウエディング

博物館 ウエディング

ゴルフ場 ウエディング

※美術館ウエディングの注意点※

美術館を舞台にしないと味わえない魅力の多い美術館ウエディングですが、実施前に注意したいポイントも。美術館ウエディングを検討する場合は、注意点も視野に入れ準備を進めて行く事がオススメです。

全ての美術館で開催できるわけではない

よく足を運ぶ美術館や、好きなアーティストの作品がある美術館があったとしても、国内の美術館全てが結婚式の舞台にできるわけではありません。中には、開催NGという美術館もあるでしょう。美術館がOKであったとしても、結婚式のプロデュースしてくれる会社が近くにない場合もあります。

必ず開催できるわけではないことを理解しましょう。

披露宴は別の会場への移動が必要名場合も

美術館の中にレストランを併設しており、披露宴も請け負うことが叶う施設もあります。しかし、全てのレストランがこのような形態であるわけではないため、披露宴は近隣のホテルやレストランへ移動することが必要です。移動を要する場合は、移動手段の確保も必要となるだけでなく、ゲストにも負担が大きくなることに注意しましょう。

撮影不可の場所もある

有名な美術品であれば、閲覧はOKでも撮影を禁止していることもあります。館内全てで撮影が叶うわけではないことも念頭におきたいポイントです。ウエディング撮影の背景にチョイスしたい場所があるなら、契約時に「撮影しても良いかどうか」は必ず確認しておきましょう!

挙式ができる全国の美術館の一例

実際に結婚式が開催できる国内の美術館をご紹介していきます!なお今回ご紹介した美術館は結婚式の開催可能な美術館の一例です。希望する美術館がある場合は、必ず問い合わせ、結婚式を開催できるかどうか確認しましょう。

静岡県「クレマチスの丘」

花とアートに囲まれた複合施設である「クレマチスの丘」も結婚式が叶う施設です。施設内の「ヴァンジ彫刻庭園美術館」での結婚式は、印象的な結婚式の実現が可能。四季折々に表情が変わるガーデンも大きな魅力!

ウエディング専門のスタッフも居るため、結婚式の準備も安心して進められます。

山梨県「中村キース・へリング美術館」

アメリカのストリートアートの先駆者とも言える「キース・ヘリング」。日本でも様々なアイテムに導入されていることもあり、人気が高いアーティストの一人です。2007年に設立された「中村キース・へリング美術館」は、作品の奥に潜む「人間が秘める狂気」や「生と死」に向き合うことのできる空間。

館内での結婚式と、敷地内でのパーティーの開催が可能です。

神奈川県「横須賀美術館」

横須賀の海を望める美術館である「横須賀美術館」。自然環境とアートを楽しめるこの空間は、恋人の聖地としても認定されている場所です。2010年に初めての結婚式が開催され、このときの企画はなんと横須賀市でした。海をバックに永遠の愛を誓うことも大きな特徴です。併設しているレストランでのパーティーが叶うことも嬉しいですね。

《Masakからのアドバイス》

人生に一度きりの結婚式。自分たちが大好きな場所での開催はより濃い思い出になります。芸術作品が好きな方や、アーティスティックなお仕事に携わっている方だけでなく、思い出のデート先が美術館という方にも美術館ウエディングはオススメです。

結婚式が叶う美術館の中には、ウェディング専門のスタッフがいる場合もあれば、プロディユース会社などのスタッフへの依頼が必要となる場合もあります。この他、必ず希望日に結婚式が叶うとは言えないことにも注意し、予定を進めて行く事がオススメです。

結婚式の会場が美術館とは、だれも想像していません!ゲストへのサプライズも込めて、忘れられない一日を美術館で叶えてみましょう!

今回ご紹介したオリジナル結婚式をより楽しめる演出が「ホワイトペーパー■withコロナの結婚式アイディアBOOK■」にたくさん紹介されています。

ホワイトペーパー■withコロナの結婚式アイディアBOOK■はウエディング事業を扱うバリューマネジメント株式会社さまが発行されている、新郎新婦へ向けた演出情報冊子です。

コロナ禍だからこそ、自分たちらしさにポイントをおき、結婚式をより楽しむ事が大切です。ウエプラでご紹介した記事と一緒に■withコロナの結婚式アイディアBOOK■もぜひご活用いただき、楽しくHAPPYな結婚式準備を進めてみてくださいね!

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。