挙式で一層の感動を演出‼︎ 家族とできる挙式演出をまとめてご紹介します

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一生に一度の結婚式ですから、いつも以上に思い出に残る1日を過ごしたいですよね。

そのためにも、披露宴の演出と同じくらい、挙式の演出にこだわる方が増えています。

挙式は、二人が結ばれるだけではなく、2つの家族の新しい門出となる節目の儀式。ご自身の家族との絆を再確認し、感謝を伝えるためも、家族を主役にできるようなセレモニーを検討してみませんか?

そこで今回は、家族と一緒に取り組める挙式の演出についてご紹介していきます。人前式を検討中の方はもちろん、キリスト教式の中でも取り入れられることもあるため、ぜひチェックしてみてくださいね!

家族との演出は挙式に取り入れることがおすすめ

家族との演出は、挙式だけでなく披露宴に取り入れることも可能です。ですが、披露宴以上に挙式に取り入れることをおすすめするのは、以下のような理由があるからなんです!

感動的な瞬間だから

披露宴よりも先に開始される挙式は、ゲストにとって「最初の参加イベント」になります。ウェディングドレス姿をみることや、日常生活とは違う空間にいることで、感動の気持ちも増すもの。より感動していただくためにも、家族との演出を取り入れることがおすすめです。

家族としての絆を深める機会だから

結婚を誓う挙式は、新郎新婦二人のためだけではなく、両家の家族としての繋がりが生まれる瞬間です。自分の家族はもちろん、お相手の家族との絆を深める挙式だからこそ、家族との演出を取り入れると良いでしょう。

形式によってこだわりがプラスしやすいため

挙式の形式は

・人前式

・キリスト教式

のどちらかをチョイスするカップルが多い傾向にあります。どちらを選んだとしても自分たちらしさを取り入れる絶好の機会のため、進行内容や演出で家族との時間を取り入れやすいと言えるでしょう。

《保存版》家族とできる挙式の演出まとめ

早速、家族との思い出を残せる、挙式時の演出をまとめてご紹介していきます。

チャペルで過ごす家族時間『ファミリーミート』

通常、タキシード&ドレスへの支度が済んだら、お二人はチャペルへ移動し、挙式のリハーサルが行われます。このリハーサル前のひと時を利用し、ご家族との対面やお写真タイムを楽しんでいただく演出が「ファミリーミート」です。

背中を向けた家族へ「お父さん、お母さん」などと呼びかけたり、肩をポンポンと叩いて振り返って頂いたりなど、さまざまな方法での対面が可能です。

披露宴ではなく食事会を予定している方や挙式しか予定しない場合などは、ファミリーミートのタイミングで感謝のお手紙を朗読したり、記念品などプレゼントを渡す時間にしても良いですね。

ご両親への感動をプレゼントできる大切な家族時間にできそうです。

定番の人気演出『エスコート役を依頼』

ご新婦様のエスコート役を家族に依頼する演出は、最も定番な演出だといえます。が、ご希望される方も多く、人気のあるご家族との挙式演出です。多くのご新婦様は、入場のエスコート役としてご自身のお父様を抜擢されるので、娘をもつ多くのお父様が緊張するシーンだといえますね。

とはいえ、お父様ではなく、お母様やご兄弟、おじいさま、おばあさまをエスコート役に依頼してもOK。ご家族の事情に合わせて、誰に依頼するのかを検討してみましょう。

花嫁衣装の総仕上げ『ベールダウン・紅入れの儀』

ご新婦様の入場前に取り入れる演出として人気がある「ベールダウン」。ベールには災いから花嫁を守る役割があるだけでなく、おろすことが花嫁支度の仕上げでもあります。

ベールダウンを担当するのは、新婦のお母様が多い傾向にありますが、もちろん他のご親族でもOK。ゲストにも見ていただきながらのベースダウンも可能ですが、入場前の一室で母と二人だけの時間を楽しむこともできますよ。

なお、結婚式の衣装に和装をチョイスしている場合は、口紅を塗ってもらう「紅入れの儀」を依頼してみましょう。

新郎の身支度をサポートする『ジャケットセレモニー』

通常はジャケットを着た状態でご入場いただく新郎様ですが、入場前にご家族からジャケットを着させてもらう演出が「ジャケットセレモニー」です。襟元も綺麗に整えてもらい、身支度の仕上げを依頼しましょう。

新郎のお母様に依頼されることが多い傾向にあり、母の愛情をたっぷり感じられる瞬間になります。

力強さと勇気を託す『グローブセレモニー』

新郎様が持つ白い手袋は、花嫁を守る剣の代わりだと言われています。「これからは家族をお前が守るんだぞ」という願いを込めて、ご家族から白手袋をお渡しいただく演出が「グローブセレモニー」です。新郎のお父様に依頼することが多く、「頑張れよ!」の思いを込めて、入場を後押しいただける演出です。

二人への思いを言葉に乗せて『誓いの言葉を家族から』

人前式をチョイスしている場合「誓いの言葉」を披露するシーンが必ずあります。お二人の誓いをゲストに聞いていただき、結婚に賛同いただくためです。

この誓いの言葉をご家族からのお願いとして投げかけてもらったり、紹介することもおすすめの演出です。

例えば

・こんな夫婦になってほしい

・結婚しても家族との繋がりは大事にしてほしい

など。涙なしでは聞いていられないような瞬間になりますよ。

結婚証明書のサイン『家族にも保証人としてサインを依頼』

お二人がサインする結婚証明書は「これにしなければならない」という決まりはありません。ゲストからのウエディングドロップや、自分たちオリジナルの証明書を用意するなど、自由度が高いアイテムです。

結婚証明書の保証人として、ご家族にサインを依頼するアイデアもおすすめです。証明書を婚姻届することもOK。その場でサイン頂いたものを公的書類として市役所などに届けることも可能です。

家族で手を繋いで『幸せを願う祈りを演出』

家族だけで挙式を行うなら、ご参加の家族全員で手をつないで円になり、新郎新婦様の幸せを祈るシーンを設けることも可能です。

お二人の結婚に伴い、新たなご縁で結ばれたご両家。ますますの繁栄や発展を願うためにも、両家としての繋がりを感じていただける演出です。

願いをお花とともに届ける『ダーズンローズセレモニー』

ゲストが持つ12本のバラを新郎様が集め、新婦へ幸せの誓いとともにお渡しするダーズンローズセレモニー。

家族から12の言葉とともにお花をお渡しいただくなど、アレンジを加えつつ取り入れてみてはいかがでしょうか。

受け取るたびにお花が増え愛情の重みが増します。家族の願いにグッとくる瞬間になりますよ。

ゲストのサポートで指輪の交換『指輪交換のアシストを依頼』

結婚の誓いが形となる結婚指輪を交わすためにも、どの挙式でも指輪の交換は進行内容に取り入れられます。この時のアシストをお母様はもちろんご兄弟、姉妹など、ご家族に依頼してみましょう。

甥っ子、姪っ子など、身内がいる場合は、キッズたちに演出を手伝ってもらうこともおすすめです。

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《Masakからのアドバイス》

結婚式や披露宴で取り入れたい演出は無限にありますが、短い時間で感動をぎゅっと閉じ込める挙式の時間は、ご家族に協力を依頼し、新郎新婦様はもちろん、ご家族にとっても思い出深い時間を残すことが可能です。

また、結婚披露宴のスタートを飾る初めの儀式だからこそ、ご参列のゲストと感動を共有できるタイミングでもあります。

お父様やお母様はもちろん、兄弟、姉妹、おじいさま、おばあさまなど、ご家族にスポットライトが当たるような演出を用意し、家族の絆が感じられる大切な時間となるよう、準備を進めていきましょう!

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。