《歴史・ゲスト・費用・撮影》リゾートウェディングならハワイと沖縄どっちがいい?

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一生に一度の結婚式だからこそ、多くの花嫁様が憧れるリゾートウェディング。海外ならハワイ、国内なら沖縄を候補地という声が聞こえてきます。「美しい海や自然、あたたかな気候、観光スポットが豊富」という点で共通しているハワイと沖縄ですが、お二人の希望や招待するゲストの層によって、適している場所が異なる様子。

そこで今回は、リゾートウェディングを検討している方に向けて、ハワイと沖縄のリゾートウェディングを「歴史・ゲスト・費用・撮影」の視点から比較!どちらが適しているのかを見極め、お二人らしい最高の思い出を計画していきましょう。

歴史と会場の違いをチェック!

まずは、ハワイと沖縄を舞台にしたリゾート婚の歴史と会場の違いから確認しておきましょう。

ハワイ:リゾートウェディングは50年以上の歴史がある

日本人がハワイウェディングに注目し始めたのは1973年。それ以降、多くの新郎新婦様がハワイで結婚式を挙げてきました。昨今では、結婚式のスタイルが多様化したこともあり、「自分たちの価値観に合った結婚式」としてハワイウェディングは更なる注目を集めるようになっています。

また、ハワイでの結婚式は、人気のあるホテルに併設するチャペルやガーデンだけでなく、歴史と伝統を感じさせてくれるような建物や場所をチョイスできることも大きな特徴。

地元の人々に愛されている施設や観光地、パワースポットとなっている会場を舞台に結婚式が計画できることも、ハワイウェディングが選ばれる理由の一つだと言えるでしょう。

沖縄:国内にいながら海外のような挙式と観光を手軽に楽しめる

一方、沖縄は、リゾートウェディングの会場として施設が増加し始めたのは2006年以降。今では年間10,000組以上が挙式をあげており、人気が倍増しているエリアですが、実は選択肢としてチョイスされるようになってから比較的新しいといえます。

また、国内旅行に位置づくため、パスポートも要りませんし、言葉の壁もありません。2泊3日〜出向くことができ、必ず長期滞在が必要ともいえません。お仕事やプライベートに忙しい方も気軽に計画できることも、国内リゾートの強みだと言えるでしょう。

景観の良い場所や立地、アクセスの良いホテル、ロケーション撮影ができるビーチなど、人気エリアに建設された施設も多く、観光をかねてゆったり過ごせることが沖縄ウェディングの魅力だといえます。

招待するゲストの違いをチェック

続いては、招待するゲストの違いからハワイと沖縄のリゾートウェディングの違いをチェックしてみましょう。

ハワイ:二人だけの場合も多い

ハワイは当然のことながら海外です。移動には時間も費用も必要となるため、招待するゲストは両家の両親だけ、兄弟姉妹まで、など、厳選するカップルが多いようです。

文化の違いや言葉の壁もあるため、ハネムーンをかねて「新郎新婦二人だけ」という選択をするカップルも少なくありません。

沖縄:両家両親や兄弟、年配ゲストや子どもゲストの招待も安心

国内旅行に位置づく沖縄ウェディングは、ハワイへの旅行と比較すると、時間や費用の負担が少なく、ゲストを招きやすいエリアだといえます。

そのため、両家の両親や兄弟姉妹だけでなく、祖父母や甥、姪など、子どもゲストもお招きするカップルの姿も多くあります。とはいえ、予定を合わせた旅行を手配することになるため、一般的な結婚式・披露宴よりは招待人数は少なめで10〜20名程度のアットホームな結婚式を予定することが多いようです。

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結婚式の費用面の違いをチェック

リゾートウェディングを予定する場合、挙式や写真撮影に伴う費用だけでなく、

・挙式後のパーティー費用

・宿泊代や旅費

が必要です。

挙式やウェディングフォトの撮影費用は、ハワイと沖縄で大きな違いはありませんが、パーティー費と旅費に違いが見られます。

ハワイ:パーティー費が少なく旅費がかかる

ハワイウェディングは、新郎新婦二人だけ、招待しても両家の両親の4名だけというケースも多く、現地のパーティー費用はさほどかからないことも多い様子。

一方、滞在期間が長いこと、長距離の移動のため自ずと航空券も価格が上がる傾向にあります。ハワイ旅行は5白7日程度が一般的ですが、その相場は30〜50万円程度と言われています。新婚旅行の場合は、ホテルのグレードをあげることも多く、これ以上の料金となることも珍しくありません。

両親や兄弟姉妹等に旅行をプレゼントする場合、なかなかの費用負担になることもあるでしょう。

沖縄:旅費は抑えられるが、パーティーの内容によってハイコストになる

滞在先のホテルのグレードや期間によって沖縄ウェディングもハワイと変わらず費用がかかるもの、ハワイと比較すると安く済む傾向にあります。

3泊4日程度を予定したとしても、安く済めば5〜7万円、ホテルのグレードをあげて20万円程度を見越してもハワイより安価なことがわかります。

しかし、親族を招いての食事会やパーティーを計画する場合、その飲食代が必要になるため、挙式後のおもてなしという面ではコストがかかると言えるでしょう。

撮影できる写真やフォトウェディングの違いをチェック

リゾートウェディングを計画しているのなら、その場所でしか撮影できないようなロケーションを活用した撮影を楽しみたいもの。撮影への希望から、挙式や披露宴を検討せず、フォトウェディングだけを希望するというカップルも少なくありません。

ハワイと沖縄では、フォトウェディングにどんな違いがあるのでしょうか?

ハワイ:天候にあまり不安を抱かず、ビーチ撮影が可能

ハワイは年間を通じて雨の心配があまりなく、天候に不安を抱くことなく、ビーチでの撮影が楽しめる傾向にあります。そのほか、雄大な自然や歴史と文化が感じられるダウンタウンなどで撮影を希望するカップルも多いです。

観光気分でロケーションを回りながら撮影できるフォトツアーが用意されていることもあるので、活用してみても良さそうですね。

日本では体験できないような、異国情緒あふれる場所での撮影が楽しめることも、ハワイウェディングのメリットだと言えるでしょう。

沖縄:専用ビーチや亜熱帯の自然を背景に撮影が楽しめる

沖縄ウェディングでも、南国らしいビーチ撮影は十分に可能です。中でも、サンセットの中で飛行機と一緒撮影したり、亜熱帯の豊かな自然のをバックに撮影を楽しんだりと、国内にいながらも海外のようなロケーション撮影が楽しめることが魅力です。アメリカ文化を感じられるエリアでの写真撮影も人気ですよ。

一方、季節によってはスコールがあったり、どんより曇っているという日が合ったりと、天候は「必ず晴れる」といえないことが難点。滞在期間の中で天候をみながら予定を決められるようなプランをチョイスしておくと安心です。

まとめ

ハワイ沖縄
歴史・1973年のスタートから50年以上もの歴史がある。・2006年以降からリゾートウェディングに特化した施設が登場してきている。
ゲスト・親族を招待しても両家の両親だけなど少人数に留めることも。・新郎新婦二人だけというケースも多い。・両家両親や兄弟姉妹など、親族を招くことも。・祖父母や子どもゲストがいる場合も招待しやすい。
旅費・5泊7日で30万〜50万円が目安・3泊4日なら5〜7万円で済むことも。
フォト撮影・天候に不安をあまり抱かず、ビーチ撮影が可能。・歴史と伝統が感じられるような異国助緒ある撮影が楽しめる。・国内にいながら、海外のようなビーチ撮影が可能。・アメリカ文化や亜熱帯の自然を背景に撮影が楽しめる。

《Masakからのアドバイス》

今回は、リゾートウェディングとして人気のハワイと沖縄にスポットをあて、歴史とゲスト、費用とフォト撮影の4つの視点から両者を比較してみました。

どちらを舞台に選んでも、美しい自然の中で最高の思い出が残せることに変わりはありません。

今までの感謝の気持ちをこめ、結婚式を目的にハワイ旅行を両親にプレゼントすることも良いですね。国内といえど、海外のような雰囲気が楽しめる沖縄なら、ご両親や兄弟姉妹との思い出作りにも一役買ってくれることでしょう。

ハワイと沖縄のどちらも、リゾートウェディングを計画してくれるプロデュース会社も多く登場しています。どちらが自分たちの希望が叶えられるのか、予算やサービス内容を比較しながら決定することがおすすめです。

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。