前撮りを思い出の母校で!おでかけフォトにオススメできる「母校前撮り」の魅力とは?
ゲストと一緒の瞬間を色濃く残せる当日の撮影とは違い、新郎新婦ふたりだけの時間を用意し、ウエディングフォトを残せる前撮り。その前撮りの中でも人気があるスタイルが「ロケーションフォト」です。
もともと人気だったロケーションフォトですが、新型コロナウイルスを防止するためにも、屋外で撮影できるロケーションフォトに人気があつまっているといえます。
そこで今回は、コロナ禍のウエディングとしても注目されているロケーション撮影にスポットをあて、思い出の学校で撮影する「母校前撮り」についてご紹介していきます。
ロケーションフォトとは?
ロケーションフォトとは、結婚式場や写真館などのスタジオを利用してウエディング写真を残すのではなく、自然や思い出の場所などを背景にウエディング撮影をすることを意味します。
ロケーションフォトの場所として人気があるのは、海や砂浜などのビーチ、公園などですが、中には東京駅や空港など人が多くいる場所で撮影できる場合も!どの場所を選んだとしても、撮影の許可をえるための手続等、事前の準備を入念に進める必要があります。
そのため、ロケーションフォトを希望する場合は、プランナーさんへの必要です。中には、ロケーションフォトを専門にしているカメラマンを紹介してもらえる場合もあるため、相談してみましょう!
学校でも前撮りが叶う!?
ロケーションフォトのスポットとしてじわじわ人気が高まっている場所こそが今回ご紹介する「学校」です。
- 出逢いは中学校で同じクラスになったこと
- 同じ高校の先輩後輩だった!
- 担任の先生とゴールインしちゃった♪
- お互い教員で、職場結婚なんです!
などの場合にはもってこい!自分たちらしさを思い出に残せる場所でもあるため、ぜひご検討いただきたい前撮りスポットだともいえますね。
母校での前撮りオススメポーズ5選
母校前撮りはSNSでも注目されているスタイルのひとつ。オススメできるポーズをまとめてご紹介していきます。
教室からの風景
教室の窓から外を見ている風景を撮影。窓からみた景色も懐かしく、思い出深い瞬間が残りますね!
2人揃って「はーい!」
机を隣り合わせに、2人揃って「はーい!」と返事するポーズも人気です。席は隣り合わせではなくても、当時を再現した場所に座るのもオススメです。
黒板をアレンジ
黒板に「 + = ハート」と書いて、新郎新婦が間に入るアレンジ♪スクールラブらしい雰囲気が演出できますね。
当時の制服を着用してみても!
ウエディング衣装とは別に、学校の制服を着用してみる演出もオススメです。当時にタイムスリップした気持ちになれますよ!
校門前も忘れちゃいけない!
校門前での撮影も忘れてはならないポイント!学校の名前が入ることで、より思い出深い一枚に仕上がります。
《母校前撮り体験談》
小学校・中学校と同じ学校で青春を共にしたお二人。お付き合いは社会人になってからでしたが、特に思い出深い中学校でのロケーション撮影をご希望でした。
当時の担任の先生はすでに異動されていましたが、相談すると快くご協力下さり、思い出深い撮影が実現しました。
新郎新婦さまより
同級生同士の結婚に、周囲も驚いていて(笑)結婚式も、もう同窓会みたいになっちゃう予定だったので「同級生婚」を前面に出したいと思いました。
そこでSNSで「母校前撮り」とタグを見つけ、「これだーー!!」と思いました。
幸い、担任の先生の連絡先が分かったのですぐに相談して、学校と調整して…記念に残る写真が残せました。学校に通っている間は「仲の良い友人同士」でしたが…あれから時間たって自分たちがタキシードとドレスで写真を残したって思うと、とっても感慨深いです。
当日は、同級生達も駆けつけてくれて!結婚式前のプチ同窓会になって、それも楽しかったです♪
※母校前撮りの注意点※
学校は公共の場所でもあり、許可がない撮影は実行できません。必ず事前に問い合わせ、許可を得た上で撮影しましょう。これはセルフ撮影であっても、カメラマンに依頼する場合でも同じです。その際は、
- 卒業生であること(名前と共に卒業年度を伝えるとスムーズ)
- 使いたい場所(グラウンドや体育館など)
- 撮影の希望日
などを伝え、撮影だけでなく学校側のスケジュールに問題ないかどうかも合わせて確認しておきましょう。
なお、担任の先生など、お二人がお世話になった先生が母校でまだ勤務されている場合であれば、まずは先生に相談してみることでも良いでしょう。
また、必ず許可が下りるとも言い切れません。在学中の生徒さんの個人情報の兼ね合いや、防犯面から撮影を禁止している場合もあります。許可してもらえない場合は、スタジオなどを教室風や学校風に装飾し、撮影する方法もありますよ!
《Masakからのアドバイス》
自分たちらしさを残したいというご希望は、どのカップルにもあることだと思います。そのためには「自分たちの趣味や思い出」にフォーカスを当て、オリジナリティを検討していくことが簡単な手段のひとつ。
その上で思い出の母校でウエディング写真は、自分たちらしさを演出出できる最高のツール!同じ学校の先輩後輩であったり、お二人が同じ学校で青春を過ごした同級生であるなど、学校に思い入れがある場合は、うってつけの場所となるでしょう。
そんな母校前撮りは、学校側にしっかり相談し、日程の確認を済ますことが成功の秘訣!
青春の一ページを思い出し、ウエディングフォトを残していきましょう。
おでかけフォトを撮影できるオススメの会社
ラヴィファクトリー 東京スタジオ
東京を中心にお出かけフォトを請け負っている、「ラヴィファクトリー」。SNSでもたくさんの花嫁さまに注目されている東京駅を背景にした撮影が可能です。
他にも海浜公園や庭園など、衣装や好みに合わせたロケーションフォトが叶います。関東圏内には4店舗を展開し、全国に提携店があり、年間4万組もの撮影実績がある敏腕ぶりも注目したいところ。希望するロケ地での撮影が実現可能です。
住所:〒107-0061 東京都港区北青山3-11-7 Aoビル 3F
TEL:03-6419-3075
H P:https://www.la-viephoto.com/tokyo/
STUDIO AQUA
2021年4月8日現在Googleの口コミNo.1を誇る「スタジオアクア」。海屋お花畑、思い出の場所などで撮影が叶うと人気の会社です。
関東・関西が中心とはいえ、北海道から沖縄までの全国に17店舗を展開していることも魅力のひとつ。ロケーションだけでなく、スタジオでの撮影が叶うことも嬉しいポイントです。
HP:https://photo.decollte.co.jp/brands/1
アンシャンテ
新郎新婦の希望場所なら、制限無くどこでも撮影に対応している「アンシャンテ」。初デートの場所、祖父母の家の近く、学校、職場とどんな希望でも実現してくれることはとても心強いですね。
ロケ地が遠い場合でも、出張撮影に対応していることも魅力の1つです。
屋外撮影の場合は、本命日と予備日を設けるため、天候に不安がある場合も安心です。
住所:〒158-0094 東京都世田谷区玉川3-32-10
TEL:03-6805-7890
Profileこの記事を書いた人
「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。
自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。
好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。