滞在型ウエディングを予定しませんか?withコロナの今だから!

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滞在型ウエディングが少しずつ認知されています。新型コロナウイルスが私たちに与えた影響は計り知れず、国内だけでなく世界中で多くの人々が苦難を抱えている現状が続いています。このような境遇は今までにも経験がなく終息が見えない日々に、もどかしさを感じるという方も少なくないでしょう。

結婚式も多くのイベント同様に自粛や延期等を余儀なくされており、緊急事態宣言下の2020年4月〜5月は約9割のカップルが日程を見合わす結果となりました。宣言解消後は、徐々に実施する数も増えていますが、コロナ以前のようなスタイルは叶えづらくなっています。

そこで新たなニーズとして注目を集めている結婚式のスタイルが「滞在型ウエディング」です。今回は、この滞在型ウエディングの魅力について深掘りしていきます。これから結婚式を予定する方の参考になれば嬉しいです。

コロナで「大切な人が誰か」を意識した人も多い

コロナウイルス感染拡大後に実施された「結婚式意識調査(ゼクシィ編集部調べ)」によると、80%を越す20~40代男女が「コロナ禍中に人間関係やライフスタイルに変化があった」と回答しています。つまり、コロナを機に仕事などのライフスタイルだけでなく、今まで構築されていた人間関係にも変化が生まれたということです。中でも注目が集まっているのはこの「人間関係の変化」で、

  • コロナ禍中に自分の人生に欠かせない人が誰か明確になった(54.7%)
  • コロナ禍中に自分が大切だと思う人の範囲に変化があった(51.2%)

と、半数以上の方がコロナを機に人間関係の変化に気付いているのです。

今までにないステイホームが人間関係を考えるきっかけになった?

三密を避け、人との交流を減らす目的から、今までに経験のないステイホームが推奨されています。この新たな局面に遭遇したことで、会社や学校にいくことが減ってしまいました。毎日簡単に周囲との交流ができてたことが遮断されたことから

  • 周囲のありがたさに気付いた
  • 自分がいま会いたい人は誰かを意識した
  • パートナーのありがたさを改めて痛感した

など、今まで考えもしなかったことを意識した方も多かったことでしょう。このことが意識調査から見えるポイントのひとつだといえます。つまり、コロナが与えた新しい生活様式だからこそ「自分の将来に大切な人が誰なのか」を男女問わず意識できたのではないでしょうか。

afterコロナの結婚式はどうなる?

コロナ流行以前から、形式的にゲストを招待したり、立前(たてまえ)で招待するのではなく、自分の招待したい人だけをお招きし結婚式を実施する傾向が徐々に高まっていました。afterコロナの結婚式は「自分の招きたい人だけを呼ぶ」スタイルに拍車がかかることが予測できます。そこで注目されているスタイルが「滞在型のウエディングスタイル」です。

滞在型ウエディングの魅力

では早速滞在型ウエディングの魅力についてご紹介していきましょう。

遠方のゲストが居ても安心

滞在型ウエディングは、新郎新婦はゲストの宿泊ももちろんOK。遠方のゲストがいる場合でも、用意した宿泊施設に滞在していただけるためゲスト目線でも、安心感が大きいです。小さなお子様がいらっしゃる場合でも、バタバタと結婚式が過ぎることなく旅行感覚で出席いただくことが可能です。

お互いの実家に距離がある場合や、結婚式を予定する場所が自宅と離れている場合などは宿泊を要するこも多いです。この場合でも、滞在型ウエディングは魅力的だといえます。

結婚式が慌ただしく終わらない

滞在型ウエディングを予定する場合

  • 前日からの宿泊
  • 当日の宿泊
  • 前日、当日の宿泊

など、結婚式だけでなく宿泊が伴います。どのタイミングで宿泊するのかは、自宅から式場までの距離や結婚式を開催する時間等により選択できますが、どの場合でも「結婚式が慌ただしく終わらない」ことは共通しています。このポイントも滞在型ウエディングの魅力だといえるでしょう。前日のそわそわ・ドキドキした時間や、当日の晴れやかな気持ちも余韻たっぷりに楽しむことが叶いますよ。

ゲストとの時間をゆったりもてる

滞在型ウエディング最大の魅力は「ゲストとの時間をゆったりもてること」にあります。前日や当日宿泊することから結婚式の時間だけでなく「旅行の時間」も共有することが可能。新郎新婦の想い出とゲストの記憶が共有できることは、他の結婚式では叶えられない演出にかわります。

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オススメは国内のリゾート地

滞在型ウエディングは様々な施設で実施されていますが、オススメできる場所は国内のリゾート地です。土日にプチ旅行気分で参加いただくことも可能で、海外挙式と比較してもゲストの仕事を休ませてしまう等の負担もぐんと減ります。

さらに行き先は国内ですから時差もなければ、言葉も通じない!と焦るトラブルもないでしょう。地方での開催であれば、医療体制などを考慮し、コロナを持ち込んでしまうことには警戒が必要です。感染対策を十分に実施し、自分たちやお招きしたゲスト、現地のスタッフの安全を守る努力は忘れないようにしましょう。

滞在型ウエディングのまとめ

  1. コロナを機に「人間関係を見つめ直した」人は多い
  2. 大切な人だけを招く結婚式スタイルは増加している
  3. ゲストと想い出を共有できることが滞在型ウエディングの魅力
  4. オススメは国内のリゾート地!コロナ持ち込みに警戒することも重要

気兼ねなく、いつもの自分を見せられる大切な人たちと一緒に、結婚式と旅行を兼ね備えられる滞在型ウエディング。withコロナの今だからこそ検討したいウエディングスタイルだといえます。

ゆったり過ごす時間の中で、大切な人たちと一生の想い出を共有できることが滞在型ウエディング最大の魅力。オススメは国内のリゾート地ですが、地方での開催にはコロナ持ち込みに警戒する姿勢も大切です。大切な人はもちろん、結婚式をサポートしてくれる人たちの安心にも注意し、想い出に残る一日を演出していきましょう。

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。