日本庭園で結婚式を!憧れの白無垢姿を雅に残そう。

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トレンドワードにもランクインする「和婚」。少人数ウエディングや家族婚などが注目されるようになった昨今、一生に一度の結婚式だからこそ、古風に仕上げたいと希望する花嫁さまは多いです。

そこでさらなる人気が集まっているスタイルが「日本庭園での記念撮影」です。

今回は、日本庭園での写真撮影のメリットと、東京近郊で和婚が叶う会場をまとめてご紹介していきます。

結婚式に和装を取り入れたい方や、和風の結婚写真を残したいと思っている方の参考になれば嬉しいです。

結婚式場にも日本庭園がある?

日本庭園と聞き、イメージする場所は兼六園(けんろくえん:石川県金沢市)や後楽園(こうらくえん:岡山県岡山市)など、観光で訪れるような場所かもしれません。

しかし、和婚や和モダンをテーマにしている結婚式場には、兼六園や後楽園など、有名どころに負けないほど、キレイな庭園を保有していることも少なくありません。

特に、関西圏では和をイメージできる京都や奈良、関東圏では歴史的な建造物が多く残っている横浜や鎌倉エリアなどでは、和モダンをテーマとしている会場も多いです。中には、貸切が叶うケースも!会場の大きさに注目し、小規模な会場を選べば、招待したゲストだけでゆったりと楽しめるアットホームな和婚を思い出にのこせることでしょう。

日本らしい結婚式を料亭で!純和風が叶う料亭ウエディングの魅力を深堀り

★Masak的 庭園ウエディングのここが魅力★

では元プランナーであるMasakが考える庭園ウエディングの魅力をご紹介していきましょう!

1)和風も洋風も楽しめる!

庭園があるような和風の会場であっても、衣装は着物だけと限定されません。もちろんウェディングドレスやカラードレスでもOK!

和風の背景に洋装で記念写真を残せば、和モダンな印象に演出できるだけでなく、少しレトロな印象の写真を残すことができますよ!

もちろん、色打掛や引き振袖といった着物とのバランスも最高なので、お色直しも「和装で!」という希望も取り入れやすいですよ♪

2)和風のおもてなしはどの年代のゲストにも喜ばれる

和風はどの年代のゲストにも高評価を期待できるスタイルです。ゲストの待合時間にも庭園を眺めているだけで心が癒されますし、近くを散策できれば日常を忘れ、リラックスできる時間に繋がるかもしれません。

また、庭園があるような和風の会場であれば、結婚式の料理も和食(和風)である可能性が高いです。ナイフとフォークになれない年配の方でも、お箸で食事をゆっくり楽しんで頂けるでしょう。

3)四季折々の風景が素晴らしい

庭園には、様々な花や植物で美しく飾られた景色が広がっています。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、庭園に広がる景色は日本でしか感じられない四季の美しさそのものだともいえます。

その素晴らしい景観を前に過ごす一時は、よりいっそうの特別感を演出する時間にもなります。自然が創り出す、季節らしい表情を背景に記念写真を残すことで、結婚式の思い出もより濃いものとなるのではないでしょうか。

4)貸し切りが可能である場会場も

結婚式の一時をゆったり楽しめるよう、貸切が叶うケースもあります。自分たちが結婚式に招待したゲストだけでゆったり過ごす時間は、新郎新婦だけでなくゲストにとっても来くつろげる時間に!

特別な時間は、食事や飲み物以上のおもてなしにも繋がります。

5)歴史的な建造物や文化財に指定されている会場もある

庭園を有している会場の中には、歴史的な建造物や行政により、貴重な文化財に認定されている会場もあります。

古くから多くの人々を見守ってきたご神木や、世界各国の重鎮達をおもてなししてきた広間など、時代を超えてもその良さが心に響く情景が待っていることでしょう。

このような場所で結婚式を挙げることは、他では感じられないようなステータスになるのではないでしょうか。

※庭園ウエディングの注意点※

四季折々の情景が楽しめる庭園ウエディングですが、契約前に注意しておく方がよい点もあります。結婚式の一日をより濃い時間とできるよう、注意点にも目を向け準備していくことがおすすめです。

バリアフリーに対応しているかどうかチェック

結婚式専門にたてられている会場や、ホテルなどはバリアフリーに対応していることも多いです。そのため、車椅子やベビーカーでお越しの方にも安心してご参加頂けけることが大きなメリットだといえますね。

しかし、歴史的な建造物を会場としている場合は、バリアフリーに対応していないケースもあります。ゲストの中に、車椅子の方はもちろん、足が悪い方、ベビーカーを使用したい希望の方などが居る場合は、確認しておく方が安心です。

この他、エレベーターがなく階段で移動しなければならない会場もあるため、エレベーターの有無も確認しておきましょう。

貸切にしたい場合は予約が混み合う可能性も

和婚や庭園ウエディングだけでなく、貸切を希望される場合は希望日に予約が取れるかどうかは確認必須のポイントです。

会場を貸し切るということは、その分予約数が限られるということ。感染症対策の視点としても安心だといえますが、希望日に予約が取れないことは残念です。結婚式の日取りに対してゆずれないこだわりがある場合は、できる限り早く行動することがオススメです。

庭園を保有している東京近郊の会場

実際に庭園を保有している東京近郊の会場をピックアップしてご紹介していきます。

ブライダルフェアなどを活用し、会場に足を運んでみることがおすすめです♪

東京都:ホテル椿山荘東京

歴史のあるホテルとして有名な「椿山荘東京」。宿泊もできるため、遠方からのゲストがいる場合も安心です。

保有している庭園もひろく、さながら森のようだと人気です。東京という都会に佇んでいても高層ビル街では味わえない開放感が漂っています。

四季折々の豊かさに育まれ、結婚式後も利用できる会場として多くの新郎新婦の大切な一日を見守っています。

ホテル椿山荘
東京都文京区関口2-10-8

TEL:03-3494-0996
営業時間:平日11:00~19:00、土日祝10:00~19:00
定休日:火曜日

神奈川県:三渓園 鶴翔閣(横浜市指定有形文化財)

少人数でも大人数でも、歴史的な文化財を貸し切って和婚が実現できる「三渓園 鶴翔閣」。

関東でも有数の広大な日本庭園である三渓園は、なんと一日では回りきれないほどの広さ。園内には池や橋、五重塔も建設されており、小物を使用しなくても和装写真を引き立ててくれるスポットになっています。

そんな三渓園の中にある鶴翔閣は、横浜市の有形文化財に指定されているとても歴史のある建物。建物はもちろん、中庭も貸切にできることが魅力です。

珍しい和菓子のビュッフェも人気の演出!美しく手入れされた庭園や、季節を感じさせる景色は最高のおもてなしになっています。

三渓園の結婚式場
神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1

TEL:03-6447-1842
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日

埼玉県:料亭 玉屋(たまや)

ホテルやレストランなどでの結婚式とはひと味違う、料亭での結婚式。奥ゆかしい雰囲気が素敵で、和の極みが感じられるスタイルです。「玉屋ウェディング」なら貸切も可能で、他にはないガーデンでの人前式も実現できます!和モダンな雰囲気が大人の雰囲気を演出してくれる会場でもあります。

また、玉屋ウェディングでは、素晴らしい庭園ロケーションだけでなく、多彩なプランを用していることも大きなポイント。顔合わせ婚やフォトウェディング、ロケーション撮影など様々なテイストから自分たちの希望に添った結婚式を依頼できることも嬉しいですね。

玉屋ウェディング
埼玉県さいたま市浦和区常盤3-24-7

TEL:048-886-8027
営業時間:10:00〜19:00
定休日:不定休

《Masakからのアドバイス》

和風をぐっと感じさせてくれる、庭園ウエディングのメリットや東京近郊で庭園を有している会場をピックアップしてご紹介しました。

魅力あふれる庭園でのウエディングですが、中にはバリアフリーに対応していないケースもあるので、ゲストの状況を考慮し確認しておくと安心です。

庭園をみているだけでも十分癒され、思い出深い時間となりますが、オリジナルの結婚式はゲストの心にも残りやすいもの。自分たちならではの演出を取り入れることがオススメです。

ホワイトペーパー■withコロナの結婚式アイディアBOOK■」には和風にもアレンジできる様々な演出が紹介されています!今回ウエプラでご紹介した記事と一緒に■withコロナの結婚式アイディアBOOK■の活用もおすすめです。

四季折々風景を楽しめる庭園での結婚式は、よりいっそう人生の門出に花を咲かせてくれます。和装だけでなくドレス映えも十分!歴史を感じられる会場で最高の一日を計画してみて下さいね!!

※ホワイトペーパー■withコロナの結婚式アイディアBOOK■はウエディング事業を扱うバリューマネジメント株式会社さまが発行されている、新郎新婦へ向けた演出情報冊子です。

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。