フォトウェディングの魅力とは?費用や撮影までの流れなど気になるポイントについて解説します【コロナ対策にもおすすめ】
コロナ禍でも結婚式を進めたい!と願う新郎新婦さまもきっと多い事と思います。いつものような披露宴は実施しづらくても、自分たちの思い出に残る結婚式を実施したいもの。その希望を「写真」に残しませんか?
そこで今回は、コロナ禍でさらに注目が集まっている「フォトウェディング」についてをまとめてご紹介していきます。合わせて失敗しないためのポイントも解説していくので、ぜひ参考にしてくださいね!
ゲストをお招きする結婚式とはテイストが違っても、一生の思い出に残る時間を過ごすことに代わりはありません。こだわりのドレスで笑顔いっぱいの写真を残していきましょう!
フォトウェディングとは?
フォトウェディングとは「写真で残す結婚式のスタイル」です。
以前は、さまざまな理由から挙式はしないけれど、ドレスの写真は残したいと願う新郎新婦さまに選ばれていたスタイルでしたが、コロナで状況は一変。多くのゲストをお招きしての結婚式を実施づらくなってしまったので「写真をメインに残していきたい」と要望が少し変わりつつあります。
フォトウェディングなら結婚式を実施しなくても、花嫁姿を見せることは十分に叶います!コロナで結婚式を諦めかけている方にもぜひご検討いただきたい結婚式スタイルなのです。
フォトウェディングの気になるポイント
早速フォトウェディングを実施する際に多くの方が気にしているポイントをまとめて解説していきましょう!
1)費用はどのくらい?
フォトウェディングの費用は、スタジオ撮影のみであれば3万円〜10万円。通常の披露宴と比較すると、とてもリーズナブルです。
とはいえ、「衣装が含まれているのか・いないのか」、「ロケーション撮影が可能かどうか」などのプラン内容により差があります。しかし、通所の披露宴よりもリーズナブルであることには変わりないといえるでしょう。
2)どこで撮影するの?
撮影場所は、
- スタジオ撮影
- ロケーション撮影
などです。撮影したい場所にこだわりがあるばあいは、両方を組み合わせると良いでしょう。
スタジオ撮影というと、かしこまった記念写真を思い浮かべる方も多かと思いますが、フォトウェディングを専門に扱っているスタジオも登場しているため自由な写真を撮影することが叶うようになりつつあります。
この他、結婚式場やゲストハウスであれば、ロケーションに出ず館内で撮影したとしても、非日常的な写真を撮影することも叶うでしょう。もちろん、ビーチで撮影したいなどの希望はロケーション撮影を予定することがオススメです。
3)衣装やヘアメイクはどうなるの?
衣装やヘアメイクはフォトウェディングに必須のアイテム。そのため、両方プランに組み込まれていることが多いです。もちろん新郎様の衣装も含まれています。
しかし、衣装のデザインが決まっていたり、和装は別途料金、ヘアメイクのリハーサルがセットになっていないなど、制限がある場合も。衣装やヘアメイクへのこだわりがある場合や、ウェディングドレスだけでなくカラードレスも着たい!と希望している場合などは、オプションとして追加できるかどうか、契約前に確認しておきましょう。
撮影当日の流れ
フォトウエディングを大成功におさめるためにも、所要時間や流れの確認は必須です。早速、「ドレス1着・ロケーションなし」の一例をもとにご紹介していきます。
9:00 スタジオ入り
決まった時間に新郎新婦ふたりでスタジオに入ります。その後は、受付等で予約を確認し、支度室へ移動します。この時、当日のスケジュールを再度確認しておくと安心です。
9:10 支度開始
まずはヘアメイクからスタートし、その後衣装に着替えます。和装と洋装の撮影を予定している場合は、着替えに対する時間が必要であるため和装が先というケースが多いです。
「夕焼けで和装を撮りたい!」などの希望がある場合は、この限りではないため、着用順に希望がある場合は事前に相談しておきましょう。ヘアメイク・着付けに必要な時間は、おおよそ1時間半から2時間程度を見越しましょう。
11:00 撮影開始
撮影時間は、1着につき30分から1時間が目安。しかし、希望しているショット数やアルバムに対して必要な枚数によっては、撮影時間が前後する場合もあります。
また、ロケーション撮影を希望している場合は、撮影時間の他にロケ地までの移動時間が必要となることも忘れないでおきましょう。撮影してほしい構図やポーズがある場合は、撮影指示書にまとめカメラマンと共有し、取り残しがないように進めていきましょう。
12:00 着替え開始
撮影が済んだら、着てきた衣装に着替えます。普段と違う印象のヘアメイクである可能性もあります。帰宅時に気になる場合は、メイクをオフしたり、メイクを治してもらえるかどうかどうか確認しましょう。
12:30 写真選び
着替えが済んだら、撮影した写真のデータを確認し、台紙やアルバムに入れる写真を選びます。しかし、撮影枚数が多かったり、ロケーションで疲れてしまった場合などは、写真をなかなか決められないこともあるでしょう。その場合は、日を改めて来店することもできるか相談するといいですね。
写真撮影後に会食をセットにしても◎
フォトウェディングの魅力は、撮影と挙式を組み合わせたり、会食を組み合わせたり等、自由なスタイルにアレンジしていけることにもあります。
- 撮影だけでは物足りない
- 親御様にも花嫁姿を見て欲しい!
- 両家の門出としてプラスαのお祝いを追加したい
などのリクエストも十分に叶えられるのです。
感染症が気になるタイミングでも、対策を施した上で少人数での実施であれば、十分に会食も可能です。感謝の気持ちを撮影後の食事会で伝えていくこともオススメですね。
フォトウェディングまとめ
今もっとも注目を集めている結婚式スタイルのひとつといえる、フォトウェディングについてまとめました。今までのような結婚式が叶えられなくても、フォトウェディングなら自分らしい思い出を残していくことが可能です。さらに、自由な撮影スタイルを実施しているプランを選べば、モデルになったかのような写真を残すことも叶うでしょう。
撮影時は、ポーズの指示書を忘れず持参し、取りこぼしがないように対策を進めすことが成功の秘訣!撮影後に会食等を予定することも可能!自由なアレンジがきくこともフォトウェディングの魅力ですね。
感染症を理由としているだけでなく、おめでた婚や婚姻届を出してから日にちが経っている方、ステップファミリーの場合にもオススメできる結婚式スタイルです。
Profileこの記事を書いた人
「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。
自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。
好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。