《例文あり》結婚式後のお礼はどうするべき?メールや手紙のマナーを紹介

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最高の笑顔で締め括った結婚式。今までの準備や当日の緊張から解放され、「ミッションコンプリート!」と達成感と幸せに浸っている方も多いかと思います。

しかし、結婚式は、当日が終わったら終わりではなありません。結婚式当日にお世話になった方はもちろん、結婚へのお祝いを頂戴した方やアイテム作りをお手伝いしてくれた方など、さまざまなゲストへ感謝の気持ちをお伝えすることが礼儀として欠かせません。

そこで今回は、結婚式後のお礼に関する情報をリサーチしまとめてご紹介していきます。また、礼の伝え方や、お相手別の文例、さらにはお礼を伝えるタイミングについても触れているので、チェックしてみてくださいね!

挙式後のお礼=結婚式関連の最後のおもてなし

結婚式は人生の一大イベント。

結婚式を決めた当初から多くの方々の協力やサポートがあってこそ、無事に最高の1日を迎えられたと言えるでしょう。

そのため、結婚式当日は至る所で「ありがとうございます」と、感謝の言葉を伝えたことと思います。しかし、挙式後にも改めて感謝の気持ちを伝えることも大切なおもてなしといえます。

結婚式後のお礼の伝え方はどうする?

結婚式後のお礼は、以下のような方法で伝えることが一般的です。

・直接あって伝える

・電話で伝える

・手紙やハガキをお送りする

・メールやSNSを活用する

詳しくご紹介していきましょう。

直接会って伝える

お礼の伝え方として、最も丁寧だとされる方法は「お出合いして直接お礼を伝えること」。そのため、職場関係者(上司や同僚など)や友人、近隣に住んでいる親族など、日頃から顔を合わせる方々には、直接お礼をお伝えするのがベストです。

なお、ゲストからの感想を直接伺えることも、出会ってお礼を伝える方法のメリットです♡

結婚式「ここがよかった!」など、リアルな反応を耳にできることも嬉しいですね。

電話で伝える

遠方の親族や、結婚式に出席できなかった方々には、電話でお礼を伝えると良いでしょう。声を通して感謝の気持ちを直接伝えることで、より丁寧な印象を与えられます。

手紙やハガキで感謝をお送りする

丁寧さをゲストに伝えられる方法と言える、手紙やハガキでのお礼。特に年配の方や目上の方に適した方法だと言えるでしょう。文面に感謝の気持ちを込めることで距離があっても丁寧に感謝を伝えることができます。

また、カジュアルな印象を捉えられがちなハガキですが、写真も添えて結婚の報告を兼ねたお礼状としてお送りすることが可能です。

メールやSNSを活用する

親しい友人や同僚とは、メールやSNSをやり取りし、コミュニケーションをとっている方も多いかと思います。このように、普段からデジタルなコミュニケーションが中心の相手には、メールやSNSを利用し、お礼を伝えると良いでしょう。

気軽で便利な上、カジュアルに感謝の気持ちを伝えることができますね!

結婚式後のお礼状を送るタイミング

結婚式後のお礼を「お礼状で送る」と決めた場合、適したタイミングはお相手によって異なります。

結婚式にお越しいただいた方へ

結婚式にお越しいただいたゲストへのお礼状は、式後1ヶ月以内を目安に送ると良いでしょう。結婚の報告ハガキと共にお礼を伝えることもおすすめの方法です。

しかし、注意したいのは主賓の挨拶や乾杯の発声、受付、スピーチや余興など、結婚式の中で何かしらの役割をお願いした方へのお礼です。このような方々へは、挙式後1週間以内など、できるだけ早目にお礼を伝えることを意識しましょう。

お祝いだけ頂戴した方へ

挙式や披露宴へはご参列いただけなかったけれど、お礼を頂戴した方がいる場合のお礼も欠かせません。

このような方へは、お祝いを受け取ってすぐ電話やメールでお礼を伝えることがマナー。その上で、挙式後1ヶ月以内を目安に内祝いと共にお礼状を送ると良いでしょう。

祝電を送ってくれた方へ

挙式当日に祝電を送ってくださった方もいるかもしれません。この方にも、挙式後3日以内に電話やメールでお礼を伝え、1ヶ月以内を目安に内祝いとお礼状を送ると良いでしょう。

お礼状の文例

ここからは、コピーして活用できるお礼状の文例をご紹介していきます。オリジナルエピソードなどを織り交ぜながらお礼状の本文にご活用ください。

主賓や乾杯の発声をお願いした方へ

拝啓 〇〇様
ご清祥のこととお慶び申し上げます。
先日はお忙しい中、私たちの結婚式にご出席いただき、誠にありがとうございました。
ご主賓としてのお言葉(または乾杯のご発声)を頂戴し、大変光栄に存じます。おかげさまで、特別な日を無事に迎えることができました。
今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。
末筆ながら、時節柄ご自愛くださいませ。
敬具

受付を担当してくれた友人へ

〇〇さん
結婚式当日は、受付を引き受けてくれて本当にありがとう!〇〇さんのおかげで、大勢のゲストが安心して会場に入ることができたと思います。受付をお願いできるか相談した時は、快諾してくれてとても嬉しかったです。本当にありがとう!

上司や先輩へ

拝啓 〇〇様
先日は、私たちの結婚式にご出席いただき、誠にありがとうございました。また、温かいお祝いのお言葉を頂戴し、心から感謝申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
敬具

結婚祝いをいただいた方へ

拝啓 〇〇様
この度は、私たちの結婚に伴い身に余るお祝いを頂戴し、誠にありがとうございました。大切に使わせていただきます。
ささやかではございますが、心ばかりの品をお送りいたします。今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
敬具

お礼状を送る際のポイント

結婚式のお礼を伝える方法として、お礼状を活用する場合は、手紙でもハガキでもOKですが、相手との関係性に応じて使い分けることが良いと言われています。

手紙を活用する場合は、よりフォーマルな印象を与えるため、上司や目上の方に適しているといえます。便箋や封筒も上品なものを選ぶことで、敬意を表すことができますね。

一方、ハガキはシンプルで落ち着いたデザインを選び、言葉遣いには十分気をつけることが大切です。

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《Masakからのアドバイス》

結婚式の中で、たくさん聞こえてくる「ありがとうございます」の言葉。ご来場いただいたことだけでなく、お祝いの言葉に対して、たくさんの「ありがとう」をお伝えされたかと思います。

その上でも、結婚式後に感謝の気持ちを伝える大切なマナー。直接会って伝えられれば最も丁寧で良いですが、物理的な距離の問題などでお出合いできない場合もあります。電話や手紙、メール、SNSなど、相手との関係や状況に応じて適切な方法を選ぶと良いでしょう。

特に役割を果たしてくれた方には早めのお礼が理想で、早めにお礼を伝えるよう意識しましょう。

そのほかのゲストには、挙式後1ヶ月程度を目安にお礼状を送ると良いですね。どのような方法であっても、感謝の気持ちを忘れず、心のこもったメッセージを届けられるよう、心がけましょう。

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。