「私たち本当に感動したんです」お礼をもらったプランナーの生の声、聞いてみたくない?
結婚式場で案内役をつとめ、結婚式当日までは挙式や披露宴の準備、当日に至っては隅々までサポート役に徹するウエディングプランナー。結婚式の準備はもちろん、嬉しい瞬間や不安な気持ち、ドキドキしている姿など、結婚式までに抱く感情を支えてくれる頼もしい一面もあります。
プランナーさんは、自分たちらしい結婚式を実現するためにもなくてはならない存在だといえますね。
プランナーさんへの感謝を伝える方法は別の記事でもご紹介しましたが、今回はプランナーさんたちが先輩新郎新婦さまたちからいただいた「感動の思い出」をまとめてご紹介していきます!
- プランナーさんを驚かせたい!
- 感謝を伝えたい!
と思っている方の参考になれば嬉しいです。
【お礼のメッセージ】プランナーさんへありがとうを伝える方法って?
〔プランナーAさん談〕いただいた手紙は一生の宝物!
席札メッセージや両親への感謝のお手紙など、結婚式では参列していただくゲストの皆様に向けて手紙を書くシーンは多いです。
私たちプランナーも、お客様にお手紙を書くことは多々あります。
そんな中、結婚式が終わって「Aさんが居たから、この会場で結婚式をあげたいと思えたんです」とお手紙をいただけたことは、本当に感動でした。
渡していただくシチュエーションに優劣はなく、披露宴中のサプライズでも結婚式後数日経ってからいただくことでも、どちらでも本当に嬉しいです。
披露宴当日に二次会までの準備が住んで、タクシーを待つ間にお手紙をいただいた時は、感動がじわじわ押し寄せ、涙でした。
今はプランナーを卒業していますが、いただいたお手紙はどれも宝物。ずっと大切に持っています。
〔プランナーMさん談〕結婚式後の3ショットをアルバムに残しています♪
結婚式後にプレゼントを頂くこともあり、いつも本当に恐縮しながら頂戴しています。
でも、私にとって何より嬉しいことが、お二人との3ショット!プランナーデビューし、初めて担当を任せていただけた時からもう10年以上、結婚式後には3人での写真を撮らせていただいています。
プランナーの仕事は本当に素晴らしいと思っているのですが、結婚式が終わってしまうと今までのように新郎新婦さまとお会いする機会が減ってしまうんですよね。それが唯一寂しいところで・・・
この写真があることで、新郎新婦様との思い出がぎゅっと残るんです!撮影した写真は。思い出アルバムに残しています。写真がどんどん増えることはとても嬉しく、プランナーとしての思い出がぐんぐん大きくなっていくのをみてニヤけています(笑)
〔プランナーUさん談〕ブーケのプレゼント
初めて担当させていただいた結婚式の当日。若輩者の私は、前日一睡もできないほどの緊張で本当にドキドキで・・・
そんな中迎えたお色直し後の再入場。「カラードレス用のブーケはピンク!」と何度も確認したのに、メインテーブルに到着した新婦様をみて絶句!!!ウエディングドレス用の白いブーケを持って立たれていたのです・・もうなんて謝ったらいいかとパニックだった私に音響さんが一言。「なに慌ててるんだよ!司会の声聞いてたか!?」と。
新郎新婦様をみると「Uさん!このブーケはUさんに渡したいんです!」とマイクで話されているではないですか!
もうさらにパニックで何が起きたのか分からなくて頭が真っ白!
初担当だったので、近くにいた先輩に「ほらほら!メインテーブルに行かなきゃ!」と促され、ようやく状況が把握でき大号泣でした。
後から話を聞いていると、お二人から「Uさん、本当に頑張ってくれていて何かお礼がしたい」と先輩が相談を受けていたことが発覚。サプライズ好きの先輩とお二人が密かに計画して下さっていたようです。
「焦ってる顔みて「よし!バレてなかった!」とガッツポーズだったよ!」と言われ、感謝と感動で2回号泣しました。
〔プランナーOさん談〕中座のエスコート役に指名してもらいました
披露宴の中でサプライズを計画される方、多いと思うのですが、比較的手軽にできるサプライズの一つに「中座のエスコート役をサプライズで指名する」アイデアがあります。
ゲストにはサプライズですが、私たちは把握していることが多く、驚かかれたゲストをサポートすることも実は多いんです。そんな中座のサプライズ指名は数多くお手伝いしてきた演出なんですが、まさか自分がサプライズを受けるなんこれっぽっちも思ってもいませんでした。
本当はお母様を指名すると伺っており、お母様のお席近くで待機。それなのに、新婦さまの口から出た名前は、お母様だけでなく私もだったんです。お母様はご存知だったようで、お母様に手をひかれ、涙ながらに3人で退場させていただきました。
お母様から「娘の結婚式では絶対に泣かない!って決めていたのに、Oさんにもらい泣きしちゃったよ〜!娘のためにありがとう!」と涙ながらに言われたことも忘れられません。
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有効期限は発行から10年です。
元プランナーMasakの体験談
何を隠そう、「ウエプラ」筆者である私も、現役時代は新郎新婦さまと結婚式の準備に全力投球していたプランナー経験者です。
自分自身の結婚で卒プランナーしましたが、新郎新婦様と過ごした時間は本当に毎日がキラキラしていて、内容の濃い時間だったように感じます。
ご縁があり、担当させていただいた新郎新婦さま全ての結婚式は同じものがなく、どの結婚式も温かみがあり素敵なひとときだったなと思い出します。
今回ご紹介したプランナーさんたちのお声のように、お手紙や写真などさまざまな思い出がたくさんありますが、中でも本当に感動したことがあります。
それは「新婦のお母様からのお手紙」です。
お若いお二人の姿を見守りながらもとても心配されていたご様子だった新婦のお母様。お打ち合わせが始まってから「決まったことに文句は言わないので、教えて欲しいんです」とお問い合わせがありました。悩んだ末に、その不安にも答えるべく、お二人との打ち合わせが終わるたびにお母様にも情報を共有していました。
そして披露宴の後お母様から一通のお手紙が。その中には「あなたの幸せはあなたが決めるもの。人の幸せをお手伝いするんじゃなく、自分の幸せを優先させてね」と書かれていました。
当時の私は、自分自身も結婚を控えていた身。夫との生活を考えると、仕事を辞めて引っ越すほかありませんでした。でもプランナーも続けたい。さぁどうするか・・・と自問自答していたんです。その気持ちもお母様に話していたことを気にかけてくださいました。
このメッセージをみて本当に涙が止まらず・・・自分の中でも区切りをつける決心ができました。今の私があるのも、このお手紙があるからこそ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
《Masakからのアドバイス》
「プランナーさんへのお礼をどのように伝えるか」の続編の今回、プランナーさんたちの「お礼に対しての生の声」をご紹介しました。
お礼と聞くと「品物」をイメージされることも多いかと思いますが、手紙や写真など、手軽に用意できる内容が喜ばれている様子!プランナーさんの性格をイメージし、披露宴内でサプライズを計画してみることもおすすめです♪もちろん、披露宴終了後にしっとり渡すことも良いですね。
サプライズを計画するときは「■withコロナの結婚式アイディアBOOK■」にも紹介されているアイデアも参考にしてみてくださいね!
※ホワイトペーパー■withコロナの結婚式アイディアBOOK■はウエディング事業を扱うバリューマネジメント株式会社さまが発行されている、新郎新婦さまへ向けた演出情報冊子です。
Profileこの記事を書いた人
「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。
自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。
好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。