自作で挑戦!ジブリ風結婚式オープニングムービーの作り方ガイド

結婚式の始まりを華やかに演出するオープニングムービー。その中でも「ジブリ風」の演出は、誰もが心を和ませる世界観で幅広い世代に喜ばれ、近年特に人気を集めています。とはいえ、「プロに頼むと高そう」「できれば手作りして節約したい」と思うカップルも多いはず。
そこで今回は、自作でジブリ風オープニングムービーを作るための具体的な手順とコツをわかりやすく解説します。準備段階から素材集め、編集ソフトの選び方、演出の工夫、著作権に関する注意点まで、これ1本でしっかり学べます。
STEP1:まずはコンセプトを決めよう
■ 好きなジブリ作品を選ぶ
まずは、お二人の好きなジブリ作品を話し合って決めましょう。
選んだ作品のテーマや世界観に合わせて、お二人の思い出や出会いのエピソードを物語風にアレンジしてみましょう。
■ 「もし自分たちがジブリの主人公だったら…」という発想
例えば、『魔女の宅急便』のキキのように新生活に旅立つ様子を描いたり、『トトロ』のように自然の中で過ごした思い出を再現することで、物語性のあるムービーになります。
STEP2:必要な素材を準備しよう
■ イラスト・背景素材
ジブリ風の雰囲気を出すには、次のような素材が必要です。
- 森や空など自然の背景画像
- アニメ風のキャラクターイラスト(自分たちの似顔絵も◎)
- 建物・空飛ぶ乗り物・魔法アイテムなど小物素材
これらはフリー素材サイト(例:Pixabay、イラストAC)を活用したり、自作もおすすめです。AIイラスト生成ツールを使って手描き風にするのも最近のトレンドです。
■ 音楽・BGM
ジブリ映画の名曲は魅力的ですが、市販音源の使用には著作権の配慮が必要です。
- 安全な選択肢
- ジブリ風テイストのフリーBGMサイト(例:DOVA-SYNDROME、甘茶の音楽工房)
- 自作または友人に依頼して演奏音源を録音する
温かみのあるピアノやストリングス中心の曲調を選ぶと、“それっぽさ”が増します。
■ 効果音・ナレーション
- 風の音、精霊のささやき、魔法のきらめきなどの効果音
- 映像の進行を助けるナレーション(自分たちの声でもOK)
ナレーションを映画予告風に「The story begins…」など英語で入れると本格感UP!
STEP3:編集ソフトを選ぼう
初心者でも使いやすく、ジブリ風の演出を表現しやすいソフトを紹介します。
パワーポイント or Keynote(初心者向け)
- スライドベースの簡単編集が可能
- BGMやアニメーションを挿入してMP4出力可
テンプレートを活用すれば、スライドだけでも十分感動的なムービーに!
iMovie (初中級者向け)
- 写真や動画をつなげて簡単に編集できる
- トランジションやBGM挿入がシンプル操作でOK
DaVinci Resolve(中級者以上)
- 高機能ながら無料で使える動画編集ソフト
- カラー調整やエフェクトでジブリ風演出が可能
After Effects / Premiere Pro(上級者・本気派)
- アニメーション制作や映像合成に最適
- イラストと組み合わせて本格的なアニメ風演出に対応
🎥 補足
「細かい編集や演出にこだわりたいけれど、自分では難しそう」と感じた場合は、自作+テンプレートのハイブリッド型や、一部をプロに頼る方法もあります。最近では初心者向けの編集サポート付きサービスも増えているので、自分たちに合ったバランスを見つけるのがおすすめです。

STEP4:演出アイデアと編集のコツ
■ ジブリらしさを表現するポイント
要素 | 演出例 |
---|---|
自然との共生 | 緑いっぱいの風景を背景にする |
ファンタジーな要素 | 精霊や魔法アイテムを登場させる |
レトロなフォント | 映画タイトル風の字幕(「君をのせて」風) |
可愛いサブキャラ | クロスケ風キャラや猫モチーフを散りばめる |
■ ストップモーションや紙芝居風もおすすめ
- トトロのぬいぐるみを少しずつ動かしてコマ撮り(ストップモーション)
- 手描きイラストで紙芝居風アニメーション
どちらも温かみのある演出ができ、手作り感満載でゲストに喜ばれます。
STEP5:著作権への配慮も忘れずに
■ ジブリの映像や音楽は原則「使用NG」
スタジオジブリのアニメ映像や公式音源、市販DVDなどを無断で使用することは著作権侵害にあたるため避けましょう。
■ 安全にジブリ風を再現する方法
- オリジナルイラストを使う
- フリー音源で雰囲気を再現
- テンプレートやオリジナル編集で世界観を表現
もし使用したい音楽がある場合は、式場がJASRACと包括契約しているか確認し、BGM申請を通すと安心です。
STEP6:制作スケジュールと完成チェック
■ スケジュールの目安
時期 | やること |
---|---|
2〜3ヶ月前 | テーマ決定・素材集め |
1〜1.5ヶ月前 | 映像編集スタート |
2週間前 | 試写・修正 |
1週間前 | 会場に提出(USBやDVDで) |
自作は思ったよりも時間がかかるもの。余裕を持って進めましょう。
世界に一つだけのジブリ風ムービーで感動のオープニングを
ジブリ風の結婚式オープニングムービーは、心を癒す世界観とストーリー性でゲストの記憶に残る素晴らしい演出になります。自作ならお二人らしさを存分に表現でき、準備の過程自体も大切な思い出になるはずです。
「難しそう」と感じるかもしれませんが、今回紹介したステップを順に進めれば、初心者でもきっと素敵なムービーが完成します。自分たちの物語をジブリの世界にのせて、感動的な結婚式の幕開けを飾りましょう!
とはいえ、忙しい結婚準備の合間にムービー制作まで取り組むのはなかなか大変。
「せっかくだから手作りしたいけど、時間的に難しそう…」という方は、完成イメージを参考にしながらプロのサービスも視野に入れて無理のない形で進めるのも一つの方法です。
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Profileこの記事を書いた人
ブライダル映像オペレーター。大学卒業後、大手ホテルチェーンのウェディング部門に入社し、音響・映像スタッフとして約10年間勤務。これまで500件以上の結婚披露宴で音響・映像演出を担当し、緊張感が漂う現場でも常に安定したクオリティで対応してきた実績を持つ。新郎新婦の入退場、プロフィールムービーやサプライズ映像など、タイミングと演出意図を正確に把握し、細かなチェックや調整を欠かさない。
特に映像上映時のトラブル防止に精通しており、音声・画質・データ形式など事前確認項目を独自に体系化。披露宴当日の映像トラブル発生率を大幅に減少させるノウハウを構築している。映像制作会社やウェディングプランナー、新郎新婦とも緊密に連携を取り、「絶対に失敗できない一日」を裏方として徹底的に支えている。
現在も年間約50組の結婚式を担当しながら、これまでの経験を活かし、映像制作やブライダル業界に関するコラム執筆にも精力的に取り組んでいる。