両家顔合わせ会の流れって?注意したいポイントと会話の例文まとめ

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大好きな彼との結婚が決まり、ウェディングドレス選びに、結婚式の準備に・・・新生活までには様々なイベントが目白押しです。その中で、まず取り掛かるべきイベントと言えるものが「両家の顔合わせ会」です。

結婚は、本人同士の気持ちが重要とはいえ、家族や親族の存在は無視できません。両家同士が顔を合わせ、交流を図っていくことは二人の幸せにとってとても大切だと言えるでしょう。

そこで今回は、両家顔合わせの流れや注意したいポイントなどをピックアップ!この顔合わせ会が今後の関係性を左右すると言っても過言ではありません!大切な顔合わせを成功させるためにも、ぜひチェックしてみてくださいね!

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なぜ両家顔合わせ会を行うの?

現在の日本の法律では「結婚は当人同士の合意で成り立つもの」とされています。そのため、本人たちが合意している場合の結婚は何の問題もないといえますね。

とはいえ、両家の両親や他の家族の存在・意向を無視するわけにも行きません。今後は義両親、その家族として過ごす時間も長くなるため、両家に亀裂なく有効的な関係性を築いておくことは重要なのです。

その第一歩となる時間が「両家の顔合わせ会」です。この時間を利用し、両家で顔を合わせ、挨拶の場としましょう。また、昨今では結納を控えることも少なくありません。婚約を家族で確認し合う場という意味でも、両家顔合わせ会はとても大切な機会と言えるでしょう。

この他、後日に控えている結婚式や新郎新婦である息子・娘の新生活についても話しやすい時間です。両家がそれぞれに抱いている気持ちを語り合うことで、後々のトラブルを防ぐことにもつながるでしょう。

両家顔合わせ当日を迎えるまでの9つの流れ

両家顔合わせ会は

①当日のイメージを話し合う

②日程の調整・決定

③顔合わせ会を開催する場所(エリア)の決定

④顔合わせ会を開催する会場の決定

⑤料理内容・予算の決定

⑥費用の支払い方法の決定

⑦当日の服装の決定

⑧当日の流れ・進行の決定

⑨手土産の準備

以上の流れで進めていくことがおすすめです。では早速、詳細をご紹介していきましょう。

①当日のイメージを話し合う

顔合わせ会の開催前には、当日の流れをイメージしましょう。お二人が希望するイメージによって、会の雰囲気に違いも出るため、イメージしておくことはとても大切です。

例えば「自己紹介をし親睦を深める時間にしたい」場合は、カジュアルなテイストでも良いですが、記念品の交換などに重きをおく場合は、結納式のような格式ある時間を設けることも必要です。

このように希望するイメージによって会の雰囲気が異なるため、ざっくりとで構わないので話し合っておくと良いでしょう。

もちろん、顔合わせの食事会に決まった形式はありません。イメージがわかない場合は、お互いの両親の希望や意向を確認し、どのようなテイストが良いのか考えておきましょう。

②日程の調整・決定

顔合わせ会は、結婚式(または入籍を予定しているタイミング)の6~3カ月くらい前が一般的とされています。

このタイミングを元に、それぞれの都合や両親のスケジュールを調整し、日程を決定しましょう。

なおこの時、大安や仏滅などの六曜が気にならないかどうか、確認しておくことが大切です。参加する家族の中に日柄を気にする人がいる場合は、大安や友引を選ぶと安心です。

③顔合わせ会を開催する場所(エリア)の決定

日程が決まれば、顔合わせ会を開催する場所(お店)を決定します。

お互いの実家が一緒または近いエリアなのであれば、双方がアクセスしやすい場所を選ぶと良いでしょう。しかし、両家が離れている場合は

  • どちらかの実家付近での開催とする
  • 二人が生活している場所に双方の両親を招く

など、どこで開催すると良いのか、話し合いましょう。両親に移動を依頼する場合は、交通費や宿泊費などもどのように負担するのか確認することも大切です。

なお「男性側が女性側に出向くもの」と考えている親御さまもいます。開催場所に迷う場合は、どこで開催する方が希望が叶うのか両親を交えて話し合うことも大切です。

④顔合わせ会を開催する会場の決定

どこのエリアで顔合わせ会を開催するのか決まったら、実際の食事会を開催する会場を決めましょう。

会場の形式は、ホテルや料亭、レストランなどの個室が人気ですが、①当日のイメージで話し合ったテイストに合う場所を選ぶことがおすすめです。この時点で結婚式の会場を決めている場合は、式場内のレストランを舞台に選ぶことも良いですね。

⑤料理内容・予算の決定

開催会場が決まれば、当日の料理内容について話し合いましょう。食事を交えながら交流を図ることも大切なので、できればコース料理を依頼したいところです。予約した会場に「顔合わせ食事会で利用したい」と伝え、慶事のメニューを依頼したり、結納コースなどを依頼することも良いですね。

また、参加する人にアレルギーがないか、宗教や体調の兼ね合いで食べられないものがないかを確認することも大切です。

好き嫌いにまで配慮する必要はありませんが

  • どうしても好みでないものがある
  • お肉の焼き加減などでこだわりが強い

などの場合は、予約時に相談しておくと良いでしょう。両家で好みが違う場合は、和洋折衷のコースを選ぶことが無難です。

なお、費用に関しては一人あたり1万円〜1万5,000円程度が相場です。

⑥費用の支払い方法の決定

予約コースが決まれば、自ずと予算が見えてきます。当日の費用はどのように負担するのかを話し合っておきましょう。

支払いの負担方法には

  • 新郎側もしくは、新婦側が支払う
  • 両家で折半する
  • 新郎新婦で負担する

などの方法があります。最近は、顔合わせ会に「親を招待する」という意向の方が多く、新郎新婦で負担するケースが増えています。また、費用を二人で支払うことは食事代金で揉めないことにも繋がります。

⑦当日の服装の決定

当日にどのような服装で参加するかは、必ず決めておきたいポイントです。一方は正装、一方はカジュアルな装いだとバランスが悪いだけでなく「不適切だ!」と反感を買ってしまう可能性もあります。食事会を開催する会場の雰囲気に合わせ、どのような服装で参加すると良いのか、話し合っておきましょう。

男性の場合は、スーツで参加することが無難ですが、堅苦しい印象にも見えてしまいます。カジュアルな食事会を希望する場合でも、最低限ジャケットの着用を意識しましょう。

女性の場合は、落ち着いた色味で丈の短すぎないワンピース(スカート)にジャケット、ブラウス姿が無難です。なお、派手なアクセサリーや香水は控えることが基本です。

また、妊娠中など特別な事情がないのであれば、振袖を着用すると良いですね。未婚女性の第一正装である振袖を着られなくなる日も近づいています。思い出作りとして検討してみることもおすすめです。

⑧当日の流れ・進行の決定

顔合わせ会当日にオロオロ、バタバタしないためにも、ある程度の当日の流れ・段取りを決めておきましょう。

希望するテイストに合わせ

  • 自己紹介の時間を作る
  • 記念写真を撮影する
  • 記念品の交換時間を設ける

など、プログラムを組みましょう。この時、「両家顔合わせのしおり」などを活用し、進行を進めていくと親御様にも伝わりやすいためおすすめです。

⑨手土産の準備

顔合わせ会には手土産を持参することが一般的です。この時、品物に差が出ないようにするために、手土産の価格を双方で決めておくこともおすすめ。金額の目安は、2,000円〜3,000円程度です。

品物は予算内でおさまるように、お菓子やお酒などを基本に選び、前日までに用意しておきましょう。お互いの地元が離れている場合は、地域の特産品などを手土産にお渡しすることもおすすめです。

これで安心!顔合わせ会の基本的な流れ

次に、気になる顔合わせ会の基本的な流れについてですが、顔合わせ会の基本的な流れは

①両家が集合する

②着席

③手土産を渡す

④始まりの挨拶

⑤乾杯

⑥自己紹介・家族紹介

⑦記念品の交換・両家の記念撮影

⑧食事スタート

⑨食事終了・締めの挨拶

以上の流れで進めていくことがおすすめです。では早速、詳細をご紹介していきましょう。

①両家が集合する

集合時間の5分程度前には集合場所(または開催会場)に到着し、相手方が到着することを待ちます。なお、地元ではない場所で開催する場合は、迷うことも考えられます。当日の天候や交通状況を考慮しつつ、集合場所までのアクセスを確認しておきましょう。

ここで注意したいポイントは「集合場所に両親が先に到着してしまうこと」です。顔合わせ会で初めて相手方の両親と顔を合わすことも珍しくありません。その場合は、相手の両親と気まずい雰囲気になってしまうなど、出だしが悪くなることが考えられます。

両親だけが先に到着しないよう、まずは自分の両親と合流し、そこから集合場所に向かうなどの工夫がおすすめです。

②着席

顔合わせ会場の中に入ったら、それぞれが着席します。一般的な着席順は、以下です。

どんなテーブルの場合でも上座に父親、その隣に母親を促します。入り口に近い場所に新郎新婦が座ると良いですね。どこが上座か不明な場合は、お店のスタッフに確認しておくと良いでしょう。

とはいえ、着席順が決まっているわけではないため、必ずこのようにしなければならないわけではありません。もちろん、両家で合意が取れているなら、好きな席順に変更し着席しましょう。どの場合でも、会場に案内されてから着席する場所に迷わないよう、誰がどこに座るのか、把握しておくことが大切です。

全員が着席したら、新郎(もしくは新郎の父親・新婦の父親でも)から顔合わせの主旨、本日集っていただいたことへのお礼を伝えましょう。

③手土産を渡す

事前に用意していた手土産は、全員の着席後を見計らって、相手方にお渡しするようにしましょう。

なお、手土産は「贈り物」ではなく「ご挨拶の品、感謝の品」と解釈します。そのため、のしは必須ではありません。見栄えを考慮し、箱入りのもので包装紙に包んでもらうなど工夫しましょう。

④始まりの挨拶

全員が着席したら、新郎(もしくは二人)から、本日の顔合わせの主旨や集っていただいたことに対するお礼を込め挨拶をしましょう。

例文(新郎新婦から)

本日は、ご多用の中、このようにお集まりいただきまして、本当にありがとうございます。私と〇〇さんの婚約をお認めいただき、本当にありがとうございます。今日は▲▲家・〇〇家の両家で親睦を深めることができれば、と考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

例文(父親など)

本日はお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。この度、〇〇さんと息子(娘)▲▲の婚約が整い、誠に嬉しく思っております。両家の顔合わせという形でこのような機会を用意でき、大変光栄に感じております。本日はどうぞよろしくお願いいたします。

⑤乾杯

挨拶が済んだら、新郎(またはどちらかの両親など)により、全員で乾杯をします。この時の音頭は、手短なものがおすすめです。

例文

それでは両家のますますの幸せを祈念し、乾杯!

本日は楽しい時間にできればと思っております。乾杯!

⑥自己紹介・家族紹介

乾杯が済んだら、自己紹介や家族の紹介を進めましょう。

この時は

1)新郎が自己紹介

2)新郎が新郎の家族を紹介

※父・母が一言挨拶しても良い

3)新婦が自己紹介

4)新婦が新婦の家族を紹介

※父・母が一言挨拶しても良い

など、新郎新婦が進行を仕切ると、両親も発言がしやすいためおすすめです。家族紹介は、お互いの家族を知る上でとても重要な時間になります。自分たちのことを紹介することに合わせて、両家の両親が発言しやすい雰囲気作りを意識しましょう。

なお、順番に決まりはありませんが「どのような紹介方法にするか」は、事前に話し合っておくほうが進行がスムーズです。

例文

新郎(新婦):私の両親の紹介をしたいと思います。父の▲▲と母の◎◎です。

父:△(息子・娘の名前)の父の▲▲です。〇〇さんが我が家に遊びにきてくれた時から二人の結婚を大変心待ちにしておりました。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

母:同じく△(息子・娘の名前)の母の◎◎です。本日は本当にありがとうございます。△はまだまだ未熟者、至らない部分も多々あると思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

※挨拶のほか、趣味や今打ち込んでいることなどを挨拶に交えることもおすすめです。

⑦記念品の交換・両家の記念撮影

記念品の交換を予定している場合は、自己紹介後など少し場が和んだ時に始めると良いでしょう。婚約指輪は、その場ではめ、家族に披露することもおすすめです。

女性からのお返しは

  • スーツ
  • カメラ
  • パソコン

など、男性の好みに応じて準備すると良いですね。

また、両家が集う機会もそうそうありません。お酒が入る前に記念写真を撮影しておくことも忘れず取り組みたい内容です。撮影した写真は、結婚式のアイテムの中にも活用することもおすすめです。

⑧食事スタート

記念品の交換や記念撮影が済めば、食事を開始しましょう。

食事中は、話題が尽きてしまうこともあります。その際は二人が両家の橋渡しとなるよう、話題を提供するよう努めましょう。困った時は、新生活や結婚式の話題にふれ、それとなく両家の意向を確認してみることもおすすめです。

⑨食事終了・締めの挨拶

顔合わせ会は約2時間〜2時間半程度で終了するケースが多いです。会話がとても盛り上がっていたとしても、コースのデザートが終わり、一息着いたタイミングを見計らって、新郎(または両家どちらかの父親)が結びの挨拶をし、顔合わせ会をお開きとしましょう。この挨拶の後は、新郎新婦が揃って両親へのお礼と「これからもよろしく」という挨拶を添えると、より好印象です。

また、結婚式の準備や、新生活の手助けなど、両親にサポートを依頼することもあると思います。その点についても触れておくことで、今後の準備がスムーズに進むため、おすすめです。

例文(新郎新婦)

本日は、私たちのためにお父さん・お母さんたちにお集まりいただき、本当にありがとうございました。これからの新生活に向けてだけでなく、◯月に控えております結婚式に向けては、相談することも多いと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

ここは押さえて!顔合わせ会で注意したいマナー

緊張する顔合わせ会ですが、注意したいマナーを押さえておけば失敗せず挑めます。注意しておきたいポイントは以下の通りです。

ポイント1)挨拶のタイミングを見極めて!

顔合わせの食事会では、

  • 開始
  • 乾杯
  • おひらき

など、進行役を担う人が挨拶をするタイミングがあります。進行役は、新郎新婦が担うケースが多いため、この挨拶のタイミングを見極めましょう。

会話が盛り上がっている時も、沈黙が続いてしまう時も、挨拶を切り出すタイミングはなかなか難しいもの。参加している家族の雰囲気を汲み取り、挨拶を進めるよう心がけましょう。

ポイント2)挨拶は姿勢良く!

「ありがとうございます」

「よろしくお願いします」

などの言葉には、一礼を添えた方が好印象です。その際は、姿勢をただし、一礼するよう心がけましょう。座ったまま挨拶をする場合は、あえて起立しなくても問題ありません。

歓談で和気藹々としている場合でも、メリハリをつけ挨拶すると良いですね。

ポイント3)お酒の飲み過ぎには注意

緊張を紛らわすためや、話が盛り上がったからといってお酒を飲みすぎることには注意しましょう。

両家顔合わせの場は、飲み会とは違います。婚約を報告し、両家での交流がスタートする大切な日ということを意識し、ハメを外すことはNGです。特にお酒で顔色が変わってしまう場合は、思い出だけでなく写真にも残ってしまうため、より一層注意しましょう。

ポイント4)宗教・政治・学歴のことは避けた方が無難

両家の交流を深める時間とはいえ、注意したい話題もあります。それが

  • 宗教
  • 政治
  • ひいきしているスポーツのチーム

などです。これらは、自分の意見=多数派の意見ではない上、相手が共感してくれる話題ともいえません。話題に困ったとしても、これらの話題には触れないことが無難です。

このほか、学歴に関しても相手がコンプレックスに感じていることもあるため、話題にはしない方が良いでしょう。

《両家顔合わせ会のしおりをハンドメイドしよう!》

初めて出会う両家だからこそ、相手の両親の人となりを知って親しくなって欲しいもの。しかし、緊張して沈黙の時間が続くことも考えられます。

そんな時に役立つアイテムが「両家顔合わせのしおり」です。

しおりの内容に決まりはなく、先輩花嫁さまたちは

  • 二人からの挨拶文
  • 二人のプロプロフィール
  • 思い出の写真
  • 両親の名前や趣味などの紹介
  • 当日のプログラム
  • 食事のメニュー
  • 新居の案内
  • 両家の連絡先

など、さまざまな情報を掲載されています。

情報が多ければ多いほど、会話に困った時の話題を探しに活躍することでしょう。

制作方法は、一からハンドメイドするだけでなく、キットを活用し制作することも可能。また制作したしおりは、顔合わせ会の記念に持ち帰っていただくこともできますよ♪

自分たちにあった方法でしおりの用意を検討してみてくださいね。

両家顔合わせ会でよくある質問

Q親以外の家族が参加しても問題ない?

A.両家の顔合わせ会は、「両親と本人だけが参加する」など、明確な決まりはありません。両家がリラックスして楽しめる時間にしたいと考えている場合は、新郎新婦の兄弟・姉妹が参加することも良いでしょう。すでに結婚している兄弟・姉妹がいる場合は、義理の兄弟・姉妹や子供(おい・めい)が参加することも問題ありません。

しかし、事前にその旨を両家で共有しておくことが大切です。自分たちが大勢で参加し楽しみたいと思っていても、相手方が同じ意見とは限らないからです。

間違っても、当日にいきなり連れてくることのないよう、注意しましょう。

Q手土産は必ず持参しないとダメ?

A.手土産の持参は必須事項ではありません。特に地元が近い場合や、親同士にすでに交流がある場合などは、持参せずとも良いでしょう。

ただし、どちらか片方だけが持参することは避けたいところ。片方が用意したいと考えているなら意見を合わせるなど、用意するか、しないかを明確に決めておくことがおすすめです。

Q日柄は気にしないとダメ?

A.顔合わせのスケジュールを「仏滅に組んではいけない」というルールはありません。しかし、日柄に関しては

  • 大安ではないとダメ
  • 仏滅以外ならOK

など、人によってさまざまな意見があります。参加する家族の中に、日柄を気にする人が一人でもいるなら、その意見に合わせると良いでしょう。

とはいえ、どうしても希望通りにスケジュールの調整ができないことも考えられます。その場合は事情を伝え、理解をえてから予約を進めていくようにしましょう。

Q交通費や宿泊費も負担するべき?

A.両家の住まいが離れている場合や、新郎新婦が現在生活しているエリアと実家が離れている場合は、両親に移動を依頼することも考えられます。場合によっては、宿泊を伴うこともあるでしょう。

その際の交通費や宿泊費は、誰が負担するべきという決まりはありません。全て新郎新婦が負担せずとも

  • 宿泊費は親に負担してもらって、交通費は新郎新婦が負担する
  • 宿泊費、交通費は親負担、食事会の費用は全て新郎新婦が負担する

など、できる範囲で費用を負担すると良いでしょう。

《Masakからのアドバイス》

  • 新生活に向けて、両家の顔合わせ会は重要なイベントとなる
  • 当日までの段取りは、9つのポイントをチェック
  • 当日の流れも把握しておきたいポイント
  • 服装や費用負担、手土産の有無は事前に相談し決めておく

今回は、婚約が整い、まず初めに取り組む結婚準備とも言える両家の顔合わせについて、

  • 当日までの準備の流れ
  • 当日の流れ
  • 注意したいマナー
  • よくある質問

をまとめてご紹介しました。顔合わせ会で受けた印象は、今後の両家の関係性に影響します。失敗のないよう、準備を進め、当日に挑みましょう。当日も、心得たいマナーに注意し、両家全員が「楽しめた、よかった」と思える時間となるよう、ベストを尽くしましょう。

また、話題に困る可能性を考慮し「顔合わせのしおり」などをハンドメイドで用意することもトレンドです。幼い頃の写真や旅行先の思い出写真などを用いることで、会話の糸口をつながる可能性は多いにあります。

まずはどんな顔合わせ会にしたいかどうか二人で話し合い、両親の意向も交えながら計画を進めていきましょう!

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。