結婚記念日にはサブネームがある!?ネーミングと理由をまとめてご紹介!

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コロナ禍であろうとなかろうと、結婚記念日をお祝いすることは夫婦にとって大切なこと。欧米でバウリニューアルとして夫婦の愛情を再確認する儀式があるように、日本でも結婚記念日ごとにさまざまなネーミングがつけられています。それぞれには素敵な意味があり、記念日ごとにネーミングにそったアイテムを送り合う方も少なくない様子。

そこで今回は、結婚記念日1周年から60周年までのネーミングとその理由についてご紹介していきます。結婚1周年の新婚カップルも、10周年のスイートテンを迎えるご夫婦にも参考にしていただきたい内容です。

これから続く家族としての時間をより大切に彩れるよう、記念日をお祝いしていきましょう。

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結婚記念日名称まとめ

では早速、結婚1周年をスタートに、結婚60周年までネーミングされている結婚記念日の名称をまとめてご紹介していきます。名称とあわせてネーミングされた理由についても簡単に解説しているので、名称と一緒にチェックしてみて下さいね!

また、自分たちはどの記念日に該当するのか、確認してみましょう!

1周年:紙婚式

結婚1年目の二人は、夫婦としての歴史も浅く、白い紙の状態。この白い紙に「ふたりの未来を描いていこう」という意味合いから、紙婚式とネーミングされています。

2周年:綿婚式 または 藁(わら)婚式

夫婦としての時間もすぎ、生活スタイルにも徐々に慣れてきた頃。「質素倹約」を意味する綿や藁をネーミングに用いて「豪遊せず、安定した生活を送ろう」という意味が込められています。

3周年:革婚式

3周年にもなると、お互いの良さも悪さも目につくことが増えてきます。しなやかさを表現する革をネーミングに用いて「粘り強さで困難を乗り越えていこう」と願っています。

4周年:花婚式

ふたりの関係が根を張ってくる4周年。根が張った華が咲くことを願って花婚式とネーミングされています。

5周年:木婚式

結婚から5年の時を経て、夫婦が「一本の木のように固く結ばれ、素晴らしい人生を歩んでいけるように」と木婚式というネーミングで願っています。

6周年:鉄婚式

鉄は強く強いもの。そんな鉄をネーミングに用いて「鉄のように強い絆で夫婦の人生を歩むように」との意味が込められています。

7周年:銅婚式

どっしりした様子をどうで表現。結婚から7年も経過すると、家族が増えたり、財産が増える頃。安定した暮らしをどっしりした銅で願っています。

8周年:ゴム婚式

価値観や考え方が違うことは夫婦であっても当然のこと。意見の違いがあっても、ゴムのようにしなやかで柔軟な考え方を忘れないでおきたいものです。しなやかで優しい夫婦の姿をゴムで表現しています。

9周年:陶器婚式

夫も妻も、毎日顔を合わせることが当然と思うことは間違いです。相手の存在があってこそ自分も頑張れることもきっとあるはず。大切な扱わなければ陶器にはヒビが入ってしまいます。そんな陶器と夫婦の姿を重ね「お互いの思いやりに感謝しよう」という意味が込められています。

10周年:スイートテン・錫(すず)婚式・アルミニウム婚式

10周年は言わずと知られる「スイートテン」。他にも、錫(すず)婚式やアルミニウム婚式という名称も忘れずにいたいもの。錫やアルミは、美しく、しなやかな金属です。10年の歳月に感謝と愛情を込めようという願いが込められています。

11周年:網婚式

一本の糸から作られている網は太く慣ればなるほど強く固いもの。そんな網のように「夫婦の愛や絆をこれからも大切にしよう」という願いが込められています。

12周年:絹婚式

やわらかできめ細やかな絹のように「愛情や優しさを変わらず持って、夫婦の人生を豊かに歩んでほしい」と、結婚12周年は絹婚式とネーミングされています。

13周年:レース婚式

レースは美しい以上に繊細。夫婦の愛情も、レースのように美しく繊細であることを表現しています。結婚13年を迎えたいまも、糸を織りなし、愛を育んで欲しいとの思いが詰まっています。

14周年:象牙婚式

年月を重ねるほど、輝く姿を象牙で表現しています。「この輝きを忘れずに過ごしていこう」と、14周年は象牙婚式とされています。

15周年:水晶婚式

透き通る水晶のように、夫婦の関係もくもりなく居たいもの。これからの人生も信頼関係を大切に、幸せに過ごしてほしいと願われています。

また、15周年を超えてからサブネームがついている結婚記念日は5年ごとになります。

20周年:陶磁婚式

年月が増すほど、陶器の価値は上がります。この陶器のように、時が経っても夫婦の深い絆を大切にし、お互いの大切さを忘れずに過ごしていこうとの思いが込められています。

25周年:銀婚式

結婚25周年は一旦区切りを迎える年です。銀のような深みがある関係を大切にして欲しいという願いから「銀婚式」とネーミングされています。いぶし銀にも例えられる銀で、ベテランとの意味も込められています。

30周年:真珠婚式

海の宝石である真珠で「富と健康」を表現しています。結婚30周年を迎えてからも、夫婦の時間を大切に、お互いの人生を豊かに歩んで欲しいとの願いでネーミングされています。

35周年:珊瑚婚式

珊瑚は長い年月をかけ成長することで知られています。そんな珊瑚のように、結婚から35周年たつ今では、ふたりの愛が大きく育ったことを表現しています。いつまでもお互いへの愛情を忘れずに人生を歩んでいきましょう。

40周年:ルビー婚式

40周年は「ルビー婚式」というネーミングです。深紅に輝くルビーで夫婦の深い信頼関係を表現しています。これまで歩んできた日々を振り返り、絆の深さとお互いの愛情に感謝しましょう。

45周年:サファイア婚式

サファイアには「誠実」という宝石言葉があります。サファイアのように誠実な関係を意味し、45周年は「サファイア婚式」とネーミング。これからの人生も、夫婦やかぞくの絆を大切に過ごしてほしいとの願いが込められています。

50周年:金婚式

結婚50周年も、25周年の銀婚式同様に大きな節目の年です。美しく輝く金で「今まで歩んできた素晴らしい日々」を表現しています。金婚式の節目では、お互いへの感謝はもちろん、周囲の人たちへ感謝も大切にお祝いしましょう。

55周年:エメラルド婚式

深く輝くエメラルドで夫婦の価値を表現しています。晩年の人生も、自分たちらしく深みのある日々を大切に過ごして欲しいと、55周年は「エメラルド婚式」とネーミングされています。

60周年:ダイヤモンド婚式

宝石の中でもっとも硬いダイヤモンド。このダイヤモンドで結婚60周年を迎える夫婦の絆の深さを表現しています。結婚記念日のお祝いだけでなく、お互いの長寿や家族の健康を願いましょう。

結婚記念日=入籍した日とは言い切れない!

法的な結婚記念日を考えると「婚姻届が受理された日」だといえます。そのため、入籍し、戸籍が変わった日が法的な結婚記念日と言えるでしょう。

しかし、入籍日と結婚式を挙げた日が違うことや、夫婦の記念日を結婚記念日として捉えたいなど、夫婦によって記念日の考え方はさまざまです。もちろん、どの考え方も間違いではありません。

自分たちにとって思い入れが強い日程を「結婚記念日」と決め、毎年お祝いしていくと良いですね。

結婚記念日にはサブネームにちなんだ贈り物を用意しても良し♪

誕生日や結婚記念日など、大切な記念日には、お互いへプレゼントを用意することも多いのではないでしょうか。その贈り物をサブネームにちなんだグッズを用意する方法もおすすめです。

贈り合うことも多いのではないでしょうか。そんなときは、ネーミングにリンクしたアイテムを用意してみましょう!百貨店やインターネットショッピングでも、結婚記念日にちなんだアイテムを取り扱っているので、チェックしてみましょう!

節目の記念日に比重を置いてもOK

5周年や10周年、25周年など、節目の記念日に比重をおき、お祝いすることもおすすめの方法です。夫婦二人でお祝いするだけでなく、家族で食事会を開催したり、旅行に出かけたりなど・・・家族行事の一つとして計画を立ててみることも良いですね!

《Masakからのアドバイス》

夫婦の記念日である「結婚記念日」。大切な一日だからこそ、思い出に残るようなお祝いを計画したいですよね。

そこで今回は、結婚記念日のサブネームとその意味についてをまとめてご紹介しました。どの記念日にも「夫婦の絆を大切に」「お互いへ感謝して」など、相手の存在を大切に思い、二人の絆に感謝して欲しいというメッセージが込められているのではないかなと感じます。

毎年の結婚記念日をふたりで迎えられることは、当然のことではありません。お互いの思いやりや優しさ、愛情があるからこそ、毎年お祝いできるのだといえます。

また、子どもや友人、お互いの両親など、自分たち夫婦を支えてくれる周りの方々の存在も忘れてはならないポイントです。夫から妻へ、妻から夫への感謝だけでなく、サポートしてくれる周囲へに対する感謝の気持ちも忘れずに過ごしましょう。

夫婦で迎える結婚記念日が1年増すごとに、夫婦や家族での思い出は2倍3倍と膨らむものです。日頃の感謝と「次の1周年もよろしくね」と伝え合うことが夫婦円満の秘訣だと言えるのではないでしょうか。

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。