電気グルーヴの楽曲で盛り上げる結婚式演出アイデア

結婚式という人生最大のイベントを、 電気グルーヴ の楽曲で個性的に演出してみませんか?「結婚式のBGMは定番曲ばかり…」と感じている新郎新婦も、大好きなテクノユニット電気グルーヴの曲を取り入れれば、ゲストの印象に残るユニークな披露宴になること間違いなしです。電気グルーヴはテクノ・エレクトロを主体とした独特の音楽性と破天荒なパフォーマンスで知られるサブカル界の伝説的存在。本記事では、結婚式で使える電気グルーヴの楽曲リストや入場・乾杯・ケーキカットなどシーン別のおすすめ曲、さらには電気グルーヴの世界観を取り入れた演出アイデアやファンならではのユニークな工夫をご紹介します。結婚式という晴れ舞台を“電気グルーヴ色”に染めて、一生の思い出に残る演出を実現しましょう。
結婚式で使える電気グルーヴの楽曲リスト
まずは結婚式で盛り上がること間違いなしの 電気グルーヴのおすすめ楽曲 をピックアップします。電気グルーヴは「N.O.」「Shangri-La」「富士山」など数々のヒット曲で知られ、テクノサウンドの中にもポップで親しみやすいメロディが光る楽曲が魅力です。以下は結婚式のBGMにぴったりな代表曲リストです。
Shangri-La(シャングリラ)
電気グルーヴを代表する1997年の大ヒット曲で、実はグループ唯一のラブソングとも称されます。明るく爽快なメロディと「夢でKISS KISS…色めく世界、麗しの時よ」といったロマンチックな歌詞が特徴です。結婚式に流せば会場が一体となって盛り上がり、イントロがかかった瞬間に同世代のゲストが沸くような盛り上がりを見せた実例もあります。電気グルーヴの楽曲の中でも特に祝祭感が強く、ウェディングにマッチする名曲です。
富士山
1993年リリースのコミカルなテクノナンバー。「♪フジサン、フジサン!」という繰り返しのフレーズが癖になる一曲で、思わず口ずさみたくなるインパクトがあります。アップテンポでユーモラスな雰囲気なので、結婚式では乾杯のBGMに使われた例があります。ゲストとグラスを掲げる晴れの一瞬に流せば、緊張もほぐれて笑顔が広がることでしょう。
N.O.
1994年発表の電気グルーヴ初期を代表するキラーチューン。映画『ピンポン』で使用されたことでも知られ、疾走感あふれるビートと「エヌオー!」という印象的なサビが特徴です。高揚感たっぷりのテクノサウンドは入場や再入場シーンのテンションを一気に上げてくれます。電気グルーヴファンのみならず、多くのゲストが思わずリズムに乗ってしまう盛り上がり必至の一曲です。
虹
1995年にリリースされた楽曲「虹(にじ)」。タイトル通り希望に満ちたイメージを持つ曲で、ゆったりとした序盤からサビにかけてドラマチックに盛り上がる展開が魅力です。結婚式ではあるカップルが披露宴で使用することを決めたという報告もあり、幻想的で感動的なシーンを演出したい時にぴったりです。虹=幸せの橋という連想から、新郎新婦の門出を象徴するような演出にもマッチするでしょう。
モノノケダンス
2008年発売のシングル曲で、アニメ『墓場鬼太郎』のオープニングテーマとして話題になりました。和風テイストのメロディに乗せた賑やかなテクノサウンドで、聞くだけで体が動き出すような愉快なナンバーです。コミカルでキャッチーな曲調は、披露宴をよりカジュアルで楽しい雰囲気にしたい二次会や余興タイムにもってこいです。電気グルーヴの持つ遊び心を体現したような一曲で、ファンなら思わずニヤリとしてしまうでしょう。
シーン別に選ぶ電気グルーヴのおすすめ演出曲
結婚式当日の様々なシーンで、電気グルーヴの楽曲は個性的なBGMとして活躍します。ここでは入場・乾杯・ケーキ入刀など主要シーン別におすすめ曲と演出ポイントをご紹介します。シーンに合った選曲で、メリハリのある演出を実現しましょう。
新郎新婦入場
爽やかな高揚感を演出したい入場シーンには「Shangri-La」がおすすめです。デジタルサウンドの乗りの良さでゲストの期待感を一気に高められますし、歌詞も前向きなので結婚式にぴったりです。実際にシャングリラのイントロが流れただけで歓声が上がったという報告もあり、登場の瞬間から会場を盛り上げることができます。もっとアップテンポでインパクト重視なら「N.O.」を入場曲にして、ノリノリで入場するのも良いでしょう。
乾杯
乾杯の発声に合わせてBGMを流すなら、思い切って電気グルーヴのユーモア曲で盛り上げましょう。前述の「富士山」は乾杯シーンで実際に使用された例があり、ユニークなコーラスが「かんぱーい!」の掛け声とともに会場を明るく盛り上げてくれます。テクノサウンドに乗せてグラスを掲げれば、一瞬で和やかで楽しい空気になります。ゲストの笑いも誘える個性的な乾杯演出になるでしょう。
ケーキカット
ケーキ入刀の瞬間には、ロマンチックで華やかな曲調の「虹」がよく合います。徐々に盛り上がるサウンドがケーキカットの高揚感とシンクロし、写真映えも抜群です。実際に結婚式で使用したというカップルもいる曲なので、サビに向けて曲が展開するタイミングでナイフを入れるとドラマチックな演出になるでしょう。また、サビで「虹」がかかれば会場全体が祝福ムードに包まれ、お二人の門出を彩る象徴的なシーンになります。
お色直し再入場
カラードレスやタキシードに着替えての再入場シーンでは、思い切り場を盛り上げる曲を選びましょう。電気グルーヴの代表曲「N.O.」は力強いビートで再入場のインパクトを最大限にしてくれます。テンションの高いサウンドに乗せて扉が開けば、ゲストから歓声が上がり一体感も最高潮に達するはずです。コミカルに演出したい場合は「モノノケダンス」で登場し、あえて踊りながら再入場する演出にすれば笑いも誘えて◎。二人の個性をアピールできるシーンです。
キャンドルサービス
各卓を回って火を灯すキャンドルサービスは、本来しっとりした雰囲気になりがちですが、電気グルーヴの曲を使ってあえて明るく演出するのもユニークです。例えば「Shangri-La」など優しいボーカルの曲を流せばロマンチックさは残しつつ、リズムに乗って笑顔で卓を回ることができます。落ち着いた時間になりがちな場面も、アップテンポなBGMのおかげで楽しくアットホームなムードに変わるでしょう。「キャンドルリレー」を行う場合も、バックに電気グルーヴの曲を流せばゲスト同士の会話も弾む演出になります。
ブーケトス
未婚の女性ゲストに向けてブーケを投げるブーケトスの場面も、BGM次第でより盛り上がります。コミカルで疾走感のある「モノノケダンス」を流せば、一気に会場が明るい笑いに包まれるでしょう。軽快なビートに乗せて新婦がブーケを投げれば、キャッチを狙うゲストたちのテンションもアップします。「N.O.」などでも良いですが、「モノノケダンス」のユーモラスな雰囲気なら緊張も解けて和やかな演出になります。ブーケトスを行わない場合でも、代わりに全員参加の抽選会やゲーム演出に切り替えて、この曲で盛り上げるのもおすすめです。
電気グルーヴの世界観を取り入れた演出アイデア
電気グルーヴの楽曲だけでなく、その世界観やステージ演出のエッセンスを結婚式に取り入れれば、より統一感のあるテーマウェディングが実現できます。電気グルーヴはライブでのユニークな衣装や小道具使いでも有名で、遊び心あふれるパフォーマンスが魅力です。そんな彼らの世界観をヒントにした演出アイデアをいくつかご紹介します。
ライブハウス風ライティング
会場の照明をコンサートさながらに演出してみましょう。ミラーボールやカラフルなムービングライトを取り入れ、電気グルーヴの音楽に合わせて照明が変化するようにすれば、一瞬でライブ会場のような雰囲気に。テクノのビートに合わせてレーザー光やスポットライトが動けば、ゲストも思わず手拍子したくなる高揚感が生まれます。入場シーンで暗転から照明フラッシュ&「Shangri-La」のイントロ、など凝った照明演出で電気グルーヴのライブのような迫力を再現しましょう。
電気グルーヴ風コスチューム
電気グルーヴのメンバーは過去に被り物や奇抜な衣装でライブパフォーマンスを行ったこともありました。そこで、新郎新婦も余興タイムなどでプチ仮装に挑戦してみるのはいかがでしょう。例えば、新郎がサングラスに派手めのスーツ姿で石野卓球さん風に登場したり、新婦がカラフルなアクセサリーで電気グルーヴのPVキャラクター風コーディネートをしたりする演出です。意表を突くファッションで登場すればゲストも驚き盛り上がること間違いなしですし、写真や動画にもユーモアたっぷりに残ります。
映像演出にサブカル要素を
電気グルーヴは社会風刺的なユーモアも持ち味で、MV(ミュージックビデオ)でも独特の世界観を表現しています。プロフィールムービーやオープニング映像を手作りする際に、あえてレトロ調の映像効果やシュールな演出を織り交ぜてみましょう。例えば、ゲスト紹介映像のBGMに「富士山」を流し、画面に突然富士山のイラストが出現する小ネタを入れるなど、クスッと笑える演出を散りばめます。電気グルーヴの破天荒なパフォーマンス精神にあやかって、型にはまらない映像演出をすると、二人らしい個性的な披露宴になります。
シャングリラ空間の演出
「Shangri-La」という曲名が示す理想郷のイメージを会場装飾で表現するのも素敵です。たとえば、再入場や退場のシーンでシャボン玉(バブル)演出を取り入れてみましょう。実際に新郎新婦退場時にシャボン玉を飛ばした披露宴では、幻想的な光景が写真映えして「やってよかった!」との声もあります。シャボン玉が舞う中で「シャングリラ」が流れれば、まるで夢の中にいるようなロマンチックな空間を作り出せます。電気グルーヴの楽曲が持つ不思議でドラマチックな雰囲気を、視覚効果でも表現してみましょう。
電気グルーヴファンに贈るユニークな結婚式の工夫
最後に、電気グルーヴファンの新郎新婦ならではのユニークなアイデアをいくつかご提案します。大好きなアーティストへの愛を随所に感じさせる工夫で、ゲストにも「二人らしさ」がしっかり伝わる結婚式になります。
ペーパーアイテムを電気グルーヴ風に
招待状や席次表、ウェルカムボードのデザインに電気グルーヴの要素を取り入れてみましょう。たとえば、席次表の各テーブル名を電気グルーヴの曲名やアルバム名にしてしまうのもユニークです。「Shangri-Laテーブル」「虹テーブル」などファンならニヤリとするネーミングで統一すれば、ゲスト同士の会話のきっかけにもなります。ウェルカムボードをライブのポスター風デザインにして、「Electric Groove Wedding 開演!」などと書けば、お二人ならではの遊び心あふれるお出迎えに。細部までこだわった世界観にゲストも感嘆してくれるでしょう。
オリジナル電気グルーヴ・ケーキ
ウェディングケーキに電気グルーヴらしさをプラスしてみましょう。電気グルーヴの曲「富士山」にちなみ、富士山型のケーキや富士山のイラストをあしらったケーキトッパーを用意するアイデアがあります。青と白のクリームで富士山をかたどったユーモラスなケーキにナイフを入れれば、ゲストから思わず歓声が上がるはずです。また、「虹」をテーマに七色のフルーツを飾ったカラフルなケーキも華やかで◎。大好きな曲にちなんだスイーツ演出で、写真映えと話題性の両方を狙えます。
ゲスト参加型の演出
電気グルーヴ好きが集まる披露宴なら、ゲスト巻き込み型の演出でさらに一体感を高めましょう。例えば、再入場時にゲスト全員にサイリウム(ペンライト)を配り、「Shangri-La」に合わせて振ってもらう演出はいかがでしょうか。ライブさながらの光景にゲストも大興奮し、まさに電気グルーヴのコンサート会場のような熱気が生まれます。他にも、電気グルーヴに関するクイズ大会を余興に取り入れてグッズをプレゼントするなど、ファン同士だからこそ盛り上がる企画も◎。好きな音楽を通じて会場が一つになる瞬間は、一生の思い出になるでしょう。
サプライズ・パフォーマンス
新郎新婦自ら電気グルーヴの曲に合わせたダンスやパフォーマンスを披露するのも最高のサプライズです。たとえば、お色直し後の再入場で「モノノケダンス」に乗せてコミカルなダンスを踊りながら登場すれば、ゲストは驚きつつ大喜び間違いなしです。実際に、結婚式で突然「Shangri-La」が流れた際にゲストが思わず即興ダンスを始めたという微笑ましいエピソードもあるほど、電気グルーヴの音楽には人を踊らせる力があります。二人で息の合ったダンスを見せれば会場は大盛り上がりですし、「好きな音楽を楽しむ二人」の姿にゲストも温かい気持ちになるでしょう。