セルフで前撮りができるって本当!?自分たちでウェディングフォトを撮影するメリット・デメリットを解説

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大切な結婚式の思い出を形にする前撮り。プロのカメラマンに依頼することが一般的ですが、最近では新郎新婦が自分たちでセルフ前撮りを行うケースが増えています。

セルフ前撮りは、撮影にたいするコストを削減できるだけでなく、自由なスケジュールを組んだり、リラックスして撮影に挑めるなどの魅力がある一方で、プロのような高い仕上がりを求められないことを考慮せねばなりません。

この記事では、セルフ前撮りのメリットとデメリットについて詳しく解説します。

セルフ前撮りとは?

セルフ前撮りとは、結婚式に向けての撮影にあたり、プロのカメラマンを雇わず、自分たちで写真撮影を行う方法です。

撮影に使用するツールは、スマートフォンやデジタルカメラなど。三脚などを使い、自宅やお気に入りの場所を舞台に選び、リラックスした雰囲気で撮影できることが魅力です。

また、カメラマンとの約束時間がないため、自由なスケジュールを組むことも可能。撮影にかけるコストを抑えながら、自分たちの創造性を存分に発揮できるのが特徴です。

セルフ前撮りのメリット

それでは早速、セルフ前撮りのメリットについてご紹介していきましょう。

1)コストが削減できる

セルフ前撮りとプロへ依頼する前撮りの大きな違いは、コスト面にあります。

撮影を式場やプロのカメラマンに依頼する場合、撮影をお願いするための費用がかかります。しかし、自分たちで撮影することで式場やカメラマンへ支払う費用をカットでき、大幅にコストを抑えられます。

2)自由なスケジュールを組める

セルフ前撮りの場合、自分たちのペースで予定を決めたり、撮影を進めたりすることが可能です。お仕事やプライベートなど、忙しいスケジュールの中でも自分たちの予定が合えば撮影を予定できますし、撮影時間をゆったりとったり、コンパクトに抑えたりなど、柔軟なスケジューリングが叶うでしょう。

もちろん、撮影当日の天候や体調に合わせて日程を変更することも可能です。

3)リラックスした雰囲気で撮影できる

いくらプロとはいえ、初めて出会うカメラマンに笑顔を見せられないという人も珍しくありません。また、緊張から表情が硬くなることもあり、いつものような自分の姿を残せないケースもあることでしょう。

しかし、セルフ前撮りであれば、自分たちだけで撮影を進められます。リラックスした雰囲気を作り出せたり、自然な笑顔やポーズが引き出せたりと、写真に温かみが増すことでしょう。

4)自分たちらしいアイデアを取り入れられる

セルフ前撮りなら、小物の持ち込みや小道具などに制限はなく、自分たちらしい写真が撮影できます。また、思い出の場所や思い入れの強い場所がある場合も、撮影場所としてチョイスすることも叶うでしょう。

アイデアを自由に取り入れられることは、プロやスタジオでは叶わない魅力の一つといえます。

セルフ前撮りのデメリット

メリットがあるということは、デメリットもあるということ。セルフ前撮りのメリットだけでなく、デメリットにも目を向け、チャレンジする前に注意しておきましょう。

注意1)技術的な課題がある

スマホやカメラの性能がよくなったとはいえ、プロのカメラマンの撮影した写真と比較すると、セルフ写真のクオリティには差が出ることがあります。

特に、ライティングや影の付け方、構図の面などで課題が生じることが多い様子。撮影してから「イメージと違う・・・」と不満に感じるケースもあるので、まずは私服でのカップルショットなどからチャレンジし、セルフ前撮りに進むか、プロへ依頼するかを検討すると良いでしょう。

注意2)時間と労力がかかる

撮影場所を屋外にチョイスする場合、撮影の許可を取らなければならないケースもあります。また、私服ではなくウェディング衣装での撮影を希望する場合、

・ドレスはどうやって準備するのか

・ヘアメイクはどうするのか

など、考える課題が増えます。さらに、撮影後の片付けも自分たちで行う必要があり、時間と労力がかかることを念頭におく必要があります。

注意3)後処理の必要性を理解しておく

撮影した写真は、若干の編集やレタッチが必要になるケースもあります。これらも自分たちで行わなければならず、専門的な編集ソフトを使うスキルがない場合は、難航することでしょう。

編集に対しても、時間と手間がかかることも理解しておきましょう。

《SNSで発見!セルフ前撮りの体験談》

それでは、SNSで発見したセルフ前撮りの体験談をご紹介していきましょう!

撮影は友人に依頼♡DIYも取り入れたセルフ前撮りのレポ

趣味でカメラをやっている共通のご友人に撮影を依頼されたご様子です。

「満潮から干潮になる時間を狙って、リフレクション写真を撮ろう!と意気込んでいたのですが、あまり上手くいかず。でも満足いく写真撮れたので良しとします◎」

と、失敗もありつつも楽しめたとあり、セルフ前撮り大成功だったレポでした。

なお、ドレス・ベッドドレス・手首の飾り・蝶ネクタイSHINEで購入されたこと。ブーケとブートニアはダイソーの花材を使用してDIYされ、そのほかのアクセサリーや新郎様のスーツは自前品。プロへ依頼するよりもお安く撮影できることは、やっぱり魅力に感じますね。

楽天で購入したドレスで撮影されたセルフ前撮りのレポ

楽天で購入されたドレスを着用したセルフ前撮り。自前のミラーレスカメラでの撮影は、想像以上に良い仕上がりで喜ばれているご様子です。

なお、使用されたブーケは、

「ピンクベースで考えて、アートフラワーを1本1本選んで作ってもらうのがとても楽しかった!入籍フォトを撮る時にも使いました。造花だから、長期保存ができるのも嬉しい」

と、ハンドメイドも楽しまれたという体験レポでした。

撮影場所にチョイスしたスポットは、人気シーズンは人も多いという情報を事前にキャッチされ、早朝からの撮影スタートを予定されたとのこと。セルフ前撮りにも、スポットの混み具合や駐車場の有無など、事前の情報収集が必須ですね!

両者のいいとこ取りは「前撮り専門店」の利用?

コストを抑えつつ、自由に撮影できることが魅力のセルフ前撮りも、衣装の準備や撮影後の片付け、写真の編集などのネックが気になるところ。

このネックを解消できるのが「前撮り専門店の利用」です。

最近では前撮りを専門に扱うスタジオや撮影会社も登場しています。セルフ前撮りよりはコストがかかるものの、こういった専門スタジオの利用であれば、衣装や撮影後の写真編集についての悩みを削減できます。

式場やカメラマンに依頼するよりも、コストを抑えられることもあるので、まさにいいとこ取りの方法と言えるますね♡

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《Masakからのアドバイス》

今回は、SNSなどでも注目が集まっている「セルフ前撮り」について、メリットとデメリットをご紹介しました。

自分たちのペースで自由に撮影できるということは、準備や片付けも自分等で行うということ。二人の思い出にはしっかり残るイベントになりますが、時間と労力がかかることは否めません。

しかし、恥ずかしからず、二人の思い出を残すことができる点は最大の魅力♡

前撮りをする・しないの気持ちの共有はもちろん必要ですが、撮影する場合も「どのような方法で撮影するか」をじっくり話し合ってみてくださいね!

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。