【ブライダルインナー基本情報】種類や用意前にチェックしたい項目を紹介

閲覧数:291

ウェディングドレスなど、結婚式シーンでドレス用のインナーとして知られるブライダルインナー。ドレスショップへ試着に行ったことがあるなら、スタッフからのレクチャーを受けたこともあるのではないでしょうか。

ドレス姿をより美しく見せるためのインナーと知っていても、お値段が高めのブライダルインナーに対して、「買わなきゃダメ?他のもので代用できないの?」と、ためらう花嫁さまも少なくありません。

しかし、一生に一度の結婚式。いつもの自分以上に綺麗な姿で当日を迎えたいもの。そのためにもブライダルインナーの用意は、検討材料なのかもしれません。

そこで今回は、ブライダルインナーの基本情報として、

・ブライダルインナーの種類

・購入前にチェックしておきたいポイント

をまとめてご紹介していきます。

これからブライダルインナーを購入予定の方や購入を迷っている方の参考になれば嬉しいです。

ブライダルインナー=ドレス姿をサポートする優秀インナー

ブライダルインナーは、結婚式シーンでウェディングドレスなどのドレスの下に着用する専用のインナーを意味します。

通常のインナーとの違いは、ドレス専用の下着という点。

専用の下着だからこそ、ドレスを美しく着こなせるようにボディラインを補正したり、動いた衝撃でドレスがズレたりしないよう、サポートする役割があるんです!

ブライダルインナー選びで気をつけたいポイント

ブライダルインナーを選ぶ前に「気をつけたいポイント」をチェックしておきましょう。

種類を確認しよう

まずは、ブライダルインナーの種類をチェックしておきましょう。

ブライダルインナーには、上半身をサポートするトップス用のインナーと、下半身をサポートしたり下着が透けることを防ぐボトムス用のインナーがあります。それぞれを詳しくご紹介していきましょう。

トップス用:ビスチェタイプorセパレートタイプ。

トップス用には

ビスチェタイプ

セパレートタイプ

の2種類があります。

どちらのデザインを選ぶかは、なりたい自分とドレスのシルエットに応じてチョイスすると良いでしょう。

【ビスチェタイプ】

インナーによる締め付けが苦手な方は、ビスチェタイプがおすすめです。ビスチェタイプは、締め付けが弱いものが多く、長時間つけていても負担を感じづらいと言われています。結婚式は当日朝の支度開始から披露宴のお開きまで半日以上かかり、まさにロングラン。気を抜く間もなく疲れも溜まりやすいです。そこへ下着のストレスが加わったら、花嫁さまのお疲れも倍増してしまいますよね。

また、背中の開きが大きいデザインのドレス専用のものも登場しているので、ドレスのデザインによって選びやすいといえます。

一方、ビスチェタイプはバストからウエスト部分までのインナーが一体となっている分、バストが大きくウエストが細いなど、花嫁さまの体型によっては効果を発揮しづらいものもあります。

【セパレートタイプ】

体のラインをより補正し、細く美しく見せたいという希望を叶えるなら、バストとウエストのサポートが分かれている、セパレートタイプがおすすめです。この他、バストの位置が低く、しっかり持ち上げたいという方、バストのアンダーサイズやウエストのサイズが既定サイズよりも小さいor大きい方もセパレートタイプがおすすめです。

サポートする部位が分かれている分、それぞれでサイズ調整が可能。高い補正効果が期待できるでしょう。

しかし、その分締め付け感が強いと感じる方も多いようです。胃の圧迫が苦手という方には負担が大きいかもしれません。

ボトムス用:ドレスのデザインに応じてチョイスしても◎

腰から下をサポートするボトムス用のブライダルインナーには

フレアタイプ

ガードルタイプ

の2種類があります。

どちらを選ぶのかは、トップス用のインナーと同じく、希望やドレスのシルエットに合わせて選ぶと良いでしょう。

【フレアタイプ】

フレアタイプは、ボディラインの補正ではなく、透け対策となるペチコートのような役割のインナーです。

スカートの裾がふわっと広がる、Aラインやプリンセスラインなどのドレスを選んでいる方におすすめです。

【ガードルタイプ】

ガードルタイプは、体のラインをよりスッキリ見せてくれるインナーです。腰回りから太もも周りをカバーしてくれるので、スレンダーラインやマーメイドラインなど、体のラインが出やすいドレスにぴったり!

もちろん、どんなドレスを選んだとしても、ボディラインの補正に力を入れたいなら、ガードルタイプがおすすめといえます。

妊娠中の花嫁さまは「マタニティ用のインナー」をチョイスしよう

上段でご紹介したインナーは、デザインによる強弱があるものの補正用のインナーなので、若干の締め付けが感じられることでしょう。

お腹が大きくなっているならなおさらですが、普段と変わらない体型であっても妊娠中は敏感になるもの。少しの締め付けでもストレスに感じるママもいます。そのため、妊娠中のプレママ花嫁様は、マタニティ用のブライダルインナーをチョイスしましょう

マタニティ用でもインナーを着けることに不安があるなら、ドレススタッフや下着専門店のスタッフに相談してからの購入がおすすめです。

ブライダルインナー選びの基本

ブライダルインナーの種類を把握した上で、選ぶ時の基本をご紹介していきましょう。上下のインナーを揃えたら3〜4万円と価格も高価だからこそ、失敗しない品物選びを進めていってくださいね!

ジャストサイズを選ぼう

自分の体型よりも1サイズ小さいものを選ぶ方が、補正効果が高いような気がしますよね。しかし、この認識はNG。ブライダルインナーのサイズは、自分の体型にジャストフィットするサイズを選びましょう。

サイズが合っていないものを選ぶと、余計にお肉がはみ出したり、シワがよったりと綺麗な着こなしが叶えられません。

とはいえ、サイズダウンしたものをモチベーションにダイエットを試みたい花嫁さまもいらっしゃると思います。その場合は、結婚式1ヶ月前の体型に合わせて購入するようにした方が無難です。

ブライダルインナー購入の後は、体型維持に努め、食事や生活習慣にも気を配ると良いですね。

レンタルはできない!

ドレス専用のブライダルインナーと言えど、下着です。直接肌に着けるものですから、試着は可能ですが、レンタルはでき無いと考えておきましょう。

しかし、マタニティ用のみレンタルできたり、ドレス契約者にのみレンタルしていたりとショップによって対応に違いがあります。どうしてもレンタルを希望するなら、対応している店舗がないか、確認してみましょう。

購入先はドレスショップ、下着専門店、通販など

ブライダルインナーは、ドレス専用のインナーですから、購入できるお店が限られています。先輩花嫁さまの多くは、ドレスショップや下着専門店で購入されています。店舗で購入する場合は、希望の品物を手にとって試着できることが大きな強み。インナーの締め付け感を確かめたい方だけでなく、購入前は必ず試着することがおすすめです。

価格を抑えたいという場合は、楽天やAmazonなどのインターネットショッピングの利用がおすすめ。通販サイトでも、到着後のサイズ交換に対応しているお店もあるようなので、購入前に確認しておくと良いでしょう。

購入は挙式の2〜3ヶ月前を目安に

購入のタイミングは、2〜3ヶ月前が目安と言われています。この時期には、ドレスのデザインも決まって、前撮りなどを検討していく時期。前撮り撮影の当日に間に合うよう、ブライダルインナーも準備しておきましょう。

しかし

ダイエットを予定している

妊娠中でお腹がどのくらい大きくなるかわからない

など、体型の変化が予想される場合は、この限りではありません。

挙式の1ヶ月程度前の体型にあわせて購入すると良いでしょう。

《Masakからのアドバイス》

今回は、ドレス選びと並行して進めていきたい、ブライダルインナー選びの情報としてインナーの種類やブライダルインナー選びの基本についてご紹介しました。

デイリーに活用できる補正下着とは違い、ウェディングドレスなどのドレス専用のインナーであるブライダルインナー。ドレス姿には欠かせないアイテムだといえます。とはいえ、上下揃えるとなると3〜4万円は必要な上、レンタルできないと聞くと、購入を躊躇ってしまいますよね。

まずはドレスショップや専門店で試着をしてみてから、必要性を見極めてみることも一つの方法です。お気に入りのマイドレスで、最高に綺麗な自分で結婚式を迎えるためにも、体型にあったブライダルインナー選びを進めてみてくださいね!

Profileこの記事を書いた人

Masak

「人の笑顔に多く出会いたい」と思った学生時代。アルバイトとして婚礼会場のサービススタッフを経験したことで「私のイメージしている世界はここだ!」とウェディングプランナーになることを決意しました。
その後は、ウェディング系の専門学校を卒業し、ゲストハウスとホテルでウェディングプランナーに全力投球!新郎新婦さまたちの「ありがとうの涙」に出会えることが本当に幸せだと感じた現役時代でした。

自分自身の結婚に伴い、現在は現場から離れていますが結婚式が大好きな気持ちに変化なし!ウェディングライターとして結婚式の基本知識や定番演出、トレンド情報などを発信しています。

好きなことは読書とお菓子作り。
プランナー駆け出しの頃から「実るほど頭をたれる稲穂かな」をモットーに、何事も初心を忘れず学びの姿勢を大切にしています。