【保存版】席次表プロフィールの例文集(フォーマル・カジュアル・面白テンプレート)

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結婚式の席次表に載せる新郎新婦の「プロフィール欄」、どんな内容を書けばいいの?と悩む新郎新婦も多いのではないでしょうか。実は席次表のプロフィールは、ゲストに新郎新婦の人柄を知ってもらい披露宴までの待ち時間を楽しんでもらうための定番コンテンツです。本記事ではフォーマル/カジュアル/ユーモアのスタイル別に具体的なプロフィール文章の例文を紹介し、そのまま使えるテンプレート文例パーツ集や、Q&A形式・コラム形式・箇条書き形式などレイアウト別の書き方アイデアも解説します。実際のテンプレートデザイン例(画像)も交え、席次表プロフィールの作り方を分かりやすくまとめました。これを読めば「席次表プロフィール例文」は完璧!ぜひ参考にしてみてください。

席次表プロフィールとは?盛り込みたい基本項目

席次表プロフィールとは、披露宴の席次表に掲載する新郎新婦の簡単な自己紹介欄のことです。席次表自体はゲストの席配置を示すものですが、最近では新郎新婦のプロフィールやメッセージを載せることが一般的になっています。プロフィール欄を設けることで、ゲストは新郎新婦それぞれの人となりを知ることができ、披露宴開始前のひとときをより楽しんでもらえるおもてなしになります。特に、ゲストの中には新郎新婦どちらか一方としか面識がない方も多いもの。プロフィールがあれば、初対面のゲストにも二人のことを紹介でき、披露宴への期待感も高まるでしょう。

基本的に席次表プロフィールは箇条書きなどで短文にまとめるのが特徴です。盛り込みたい定番の項目は以下のとおりです。

  • 氏名(ふりがな) – 新郎新婦それぞれの名前をフルネームで。可能ならふりがなも添える
  • 生年月日・年齢 – 生まれ年や年齢は省略することも可
  • 出身地 – 都道府県や出身都市まで。ゲストとかぶる地名があれば会話のきっかけに
  • 職業 – 差し支えない範囲で簡潔に(「会社員」「〇〇関係勤務」等)
  • 趣味・特技 – 二人の趣味や特技。共通の趣味があればそれを入れてもOK
  • 好きな○○ – 好きな食べ物、音楽、スポーツなど何か一つでも入れると人柄が出る

基本情報さえ押さえれば、あとは項目や文章を二人らしく自由にアレンジして問題ありません。例えば「性格」「チャームポイント」「ニックネーム」「マイブーム」など自由なプロフィール項目を足したり、二人の馴れ初めやエピソード、一言メッセージを入れてもOKです。ゲストにとって興味を惹く内容になるように工夫すると良いでしょう。

プロフィール文章のレイアウト形式いろいろ(Q&A・コラム・箇条書き)

プロフィールの書き方にはいくつかレイアウトのパターンがあります。それぞれ特徴が異なり、与える印象も変わります。代表的な形式を3種類、順に紹介します。

  • Q&A形式(一問一答形式)質問と回答の形でプロフィールを書くスタイルです。新郎新婦それぞれに関する質問を設けて、それに答える形で情報を伝えます。例えば「Q: お互いの第一印象は? A: 新郎『優しくしっかり者』新婦『笑顔が素敵』」のようにすると会話調で親しみやすくなります。質問項目次第でフォーマルにもカジュアルにも調整可能で、ゲストにも読みやすいレイアウトです。
  • コラム形式(文章形式) – 箇条書きせず文章の段落としてまとめる自己紹介スタイルです。雑誌のコラム記事のように、「○○(新郎)は△△県出身。学生時代は野球一筋で~」というように文章で綴ります。一人称で自分を紹介するほか、三人称で新郎新婦のことをまとめて第三者的に書く方法もあります。文章で繋げることでストーリー性が生まれ、形式ばったプロフィールより柔らかい印象を与えます。ただし長文になりすぎると読みにくいので注意しましょう。
  • 箇条書き形式(項目羅列) – 最もオーソドックスなスタイルが箇条書きです。名前や出身地など基本項目を項目名とセットで箇条書きにします。例えば「出身地:北海道札幌市」のように列挙すれば、一目で必要情報が伝わりシンプルで読みやすい形になります。格式ある披露宴や年配ゲストが多い場合にも失礼がなく、どんなスタイルにも合わせやすいレイアウトです。

以上のように、プロフィールの見せ方にも種類があります。席次表のスペースや演出したい雰囲気に合わせて最適な形式を選びましょう。迷った場合は基本の箇条書き形式でまとめ、余裕があればQ&Aを織り交ぜたりコラム風にアレンジしてみるのもおすすめです。

余裕があればアレンジしてみるのもおすすめ

フォーマルなプロフィール例文【しっかり丁寧な文章】

ゲストにご年配や目上の方が多い場合や、きちんとした印象を持たせたい場合はフォーマルな口調でまとめるのがおすすめです。敬語を用い、経歴や人となりを落ち着いた文章で紹介すると良いでしょう。

フォーマルな席次表プロフィールのレイアウト例写真や見出しとともにシンプルな項目を並べれば、形式ばらずとも品のあるプロフィール欄になります。フォーマルな文章例として、以下のような書き方が考えられます。

新郎:山田 太郎(やまだ たろう) 1988年1月1日生まれ、東京都出身。都内のIT企業に勤務し、現在に至ります。学生時代は体育会系で、曲がったことが嫌いな真面目な性格です。趣味は写真撮影で、休日はカメラを持って出掛けています。
新婦:佐藤 花子(さとう はなこ) 1990年4月1日生まれ、大阪府出身。明るく面倒見の良い性格で、職場ではムードメーカー的存在です。音楽鑑賞が趣味で、特にクラシックが好きです。本日は私たち二人の披露宴にお集まりいただきありがとうございます。短い時間ではございますが、どうぞごゆっくりお楽しみください。

フォーマル例文ではですます調や敬語を使い、丁寧で簡潔な表現にします。上記のように基本情報(出身や仕事など)を中心に据え、最後にゲストへのお礼の一言を添える構成は幅広い年代に受け入れられる定番パターンです。

カジュアルなプロフィール例文【フレンドリーな文章】

友人ゲストが多かったり、堅苦しさを和らげたい場合はカジュアルな文章で書くのも良いでしょう。語りかけるような口調やユーモアを交えて、読み手がクスッと笑えるような内容にすると会場の雰囲気も和みます。

カジュアルなプロフィールデザイン例ユニークなレイアウトにするとゲストの興味を引き、砕けた雰囲気を演出できます。カジュアルスタイルの文章例として、以下のようなものがあります。

新郎:田中 一朗 アウトドア派の30歳。休みの日は必ずと言っていいほど釣りに出かけています🎣。几帳面なA型で、実は料理好きな一面も。好きな言葉は「石の上にも三年」。
新婦:鈴木 茜 インドア派の28歳。漫画とゲームが大好きで、自宅でまったり過ごすのが至福の時間です🎮。おおらかなO型でマイペースな性格。好きな食べ物は甘いもの全般です🍰。
二人の馴れ初め:大学のサークルで出会って今年で交際7年になります。趣味は正反対の二人ですが、お互いないものを補い合いながら仲良く暮らしています。今日という日を迎えられた喜びを、大切な皆様と分かち合えれば幸いです。

絵文字を交えたり少し砕けた表現を使うことで、親しみやすく温かみのあるプロフィールになります。読み手であるゲストとの距離が近い場合は、ですます調にこだわりすぎずに書くのも一つの手です。ただしカジュアルと言っても最低限の礼儀は忘れずに、ゲストへの感謝の気持ちはしっかり伝えましょう。

ユーモア系プロフィール例文【面白い演出を狙った文章】

披露宴をさらに盛り上げたい場合は、ユーモアを交えたプロフィールも人気です。ユニークな質問項目やおもしろ回答を入れることで、ゲストの笑いを誘い会話のネタにもなります。ただし滑りすぎたり内輪ネタに偏りすぎると寒い空気になりかねないため、バランスが大切です。

ユーモアプロフィールの例として、一問一答形式で互いを紹介するパターンを見てみましょう。

Q1. お互いの第一印象は?
新郎:「笑顔がかわいい子だなと思いました。」
新婦:「まじめで物静かな人…かと思いきや意外とおしゃべり!(笑)」

Q2. 相手の好きなところは?
新郎:「何でもポジティブに受け止めてくれるところ。実はツッコミ上手なところも好きです。」
新婦:「とにかく優しくて家事も率先して手伝ってくれるところです。」

Q3. 相手を動物に例えると?
新郎:「新婦はネコ。自由奔放だけど時々甘えてくれるギャップが最高です。」
新婦:「新郎はコアラ。常に穏やかでマイペースなところがそっくりです。」

Q4. ゲストへの一言メッセージ
新郎新婦:「本日は思い切り楽しんでください!二人のやりとりも含めて宴を盛り上げます☆」

ユーモア系では、クイズやアンケート風にしてみたり、思い切ってお互いへの愛情をネタにするカップルもいます。「生まれ変わったら何になりたい?」「相手のここだけは直してほしいところは?」など遊び心ある質問も盛り上がります。ゲスト全員が分かる内容か、笑いのツボが狭すぎないかを考慮しつつ、会場がほっこり笑顔になるようなエピソードを選んでみてください。

そのまま使える文例パーツ集(テンプレートフレーズ)

最後に、席次表プロフィールに活用できる文例パーツ集を紹介します。以下のフレーズを組み合わせれば、自分たちに合ったプロフィール文を簡単に作成できます。必要に応じて語尾や名前などを書き換えてお使いください。

基本情報・自己紹介フレーズ

  • 「○○(新郎)は△△県出身、趣味は□□です。○○(新婦)は△△育ちで、休日は□□をして過ごしています。」
  • 「新郎○○は優しく穏やかな性格で、小さい頃から△△が大好き。新婦○○は明るく好奇心旺盛で、□□が得意です。」
  • 「職業は、新郎○○が△△関係、新婦○○が□□関係にそれぞれ従事しています。」
  • 「共通の趣味は△△で、休みが合えば一緒に楽しんでいます。」

二人の関係・エピソードフレーズ

  • 「○年○月に共通の友人の紹介で出会い、交際△年を経て本日の日を迎えました。」
  • 「学生時代のアルバイト先で知り合い、当時からお互い気になる存在でした。」
  • 「お互いの第一印象は、新郎曰く『□□□』、新婦曰く『○○○』だったそうです。」
  • 「プロポーズの言葉は『□□□』。場所は○○でした。」
  • 「将来の夢は『いつまでも笑顔の絶えない家庭を築くこと』です。」

ユニーク質問&回答フレーズ

  • 「Q: 二人の仲良しの秘訣は? A: 毎晩欠かさない『おやすみのキス』です。」
  • 「Q: 相手を○○に例えると? A: 新郎→『△△(理由:□□)』、新婦→『△△(理由:□□)』。」
  • 「Q: 無人島に一つ持っていくなら? A: 新郎『妻の写真』新婦『推しのライブDVDセット』」
  • 「Q: もし宝くじで1億円当たったら? A: 二人とも『世界一周旅行に行く!』…かもしれません。」

ゲストへのメッセージ例

  • 「本日はご多用の中ご列席いただき誠にありがとうございます。ささやかながら精一杯のおもてなしをさせていただきます。」
  • 「今日という日を大切な皆様と過ごせる喜びを胸に、心に残るひとときを一緒に楽しみましょう!」
  • 「短い時間ではございますが、どうぞごゆっくりお食事と会話をお楽しみください。」
  • 「〇〇(新郎)と〇〇(新婦)らしいアットホームな宴にしたいと思います。どうぞ最後までお付き合いください。」

上記のフレーズをピックアップして組み合わせれば、「名前+基本情報+エピソード+メッセージ」といったオリジナルプロフィール文が簡単に作れます。例えばフォーマルにするなら「本日はご列席ありがとうございます。」など丁寧な表現を選び、カジュアルにするなら絵文字やくだけた言い回しをプラスするといったように調整しましょう。

席次表プロフィール作成の注意点まとめ

最後に、プロフィール文を作る際の注意点を押さえておきましょう。

  • 忌み言葉や重ね言葉は避ける: 結婚式では不吉な意味を連想させる言葉(忌み言葉)や、「重ね重ね」「ますます」など離婚・再婚をイメージさせる重ね言葉はNGとされています。普段あまり意識しませんが、「終わる」「別れる」「戻る」などは使わないほうが無難です。代わりに前向きな表現に言い換えましょう。例えば「終わり」は「お開き」、「戻る」は「席にお着きいただく」などに置き換えます。
  • 身内ネタやネガティブな内容に偏りすぎない: 席次表プロフィールはゲスト全員が読むものです。内輪ウケのInsideジョークや惚気話ばかりだと、読む人が置いてきぼりになってしまいます。また「嫌いな○○」といったネガティブな質問も避けましょう。あくまで場が和む程度のユーモアに留め、誰でも理解できる内容にします。
  • 項目を詰め込みすぎない: あれもこれもと盛り込みたくなるかもしれませんが、プロフィール項目は10個前後がベストです。あまり多すぎるとゲストが目を通すのに疲れてしまいます。席次表プロフィールは披露宴の導入的な読み物なので、さらっと読めるボリュームに留めましょう。
  • 格式や文体の統一: 全体を通して文体は統一します。ですます調とだ体が混在しないように注意しましょう。格式高い式なら敬語で統一し、フランクなパーティー婚なら多少くだけてもOKと、式の雰囲気に合わせたトーンで一貫させることが大切です。

以上、席次表プロフィールの書き方と豊富な例文・テンプレート集を紹介しました。フォーマルから面白系まで幅広いスタイルを網羅しましたので、ご自身の結婚式に合わせて自由にカスタマイズしてみてください。プロフィール欄はゲストとのコミュニケーションのきっかけにもなり、10年後20年後に見返しても楽しい結婚式の記念になります。ぜひ本記事を参考に、お二人らしい素敵なプロフィールを完成させてくださいね。ご一読いただきありがとうございました。

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Profileこの記事を書いた人

鈴木彩花

■勤務先
都内有名ホテルのブライダル部門

■経験年数
プランナー歴9年(年間担当挙式数20〜30件)

■人物像
・穏やかで丁寧なコミュニケーションが得意。
・マナーや礼儀作法に関する知識が豊富で、特に招待状や席次表などゲストへの配慮を重視。
・トレンドにも敏感で、新郎新婦の理想を的確に理解し具現化する提案力に定評。

■得意分野
・フォーマルかつ洗練された挙式スタイルを実現するプランニング。
・細かな配慮を必要とする年配や職場関係のゲスト対応。
・色やデザインなど、新郎新婦の好みやマナーを考慮した細部へのアドバイス。

■サポートスタイル
・新郎新婦が迷った際には、的確で具体的な選択肢を提示し判断を助ける。
・ネット上の情報との整合性も確認し、新郎新婦の疑問や不安を解消。
・SNSやトレンド情報も積極的に取り入れつつ、ゲストの視点も忘れない。

■対応姿勢
・常に新郎新婦の意向を尊重しつつ、プロとしての提案を明確に伝える。
・準備段階から式当日まで一貫して、安心感のあるサポートを提供。
・マナーやエチケットに関する質問には、根拠と理由を明確にして回答する。